零こぼれ落おちたのは
胸むねの奥おくの本当ほんとうに大切たいせつなもので
何なにが正ただしいか知しりたいだけで
僕ぼくは万引まんびきができなかった
怖こわかったから 怖こわかったから
悪わるいことだと決きめられていたから
「それはいけない事ことだ」と世界せかいは言いう
そして、仲間なかまから外はずされた僕ぼくは
僕ぼくの世界せかいからヒトリになった
零こぼれ落おちたのは
胸むねの奥おくの本当ほんとうに大切たいせつなもので
何なにが正ただしいか言いえないのに手てを離はなしてしまうの
愛あいされるために何なにをすればいい?
教おしえて、殺ころすのが声こえだけであるうちに
声こえをかけても聞きこえなかったのは
聞きこえてたんだろう?
それでも僕ぼくは二度にどは言いわず心こころで唱となえた
「答こたえて」
「応こたえて」
滴したたるものすら尽つきて
いつか枯かれていく
誰だれかの言葉ことばが
僕ぼくを刺さして動うごけないままにしている
命いのちある限かぎり抜ぬけないトゲは 化膿かのうして汚きたない
傷きずを晒さらしたくなくて夜よるに逃にげた
「こっちを見みないで」
「でも、誰だれか愛あいして」
もしも美うつくしさを知しらなかったら
優劣ゆうれつを付つけずに僕ぼくら生いきていけたのかな
もしも言葉ことばなんかなくて雑音ざつおんもないなら
しぶんを愛あいせたのかもしれない
「その一言ひとことの重おもみを知しれ。」
零こぼれ落おちたのは
胸むねの奥おくの本当ほんとうに大切たいせつなもので
何なにが正ただしいか言いえないのに手てを離はなしてしまうの
愛あいされるために何なにをすればいい?
教おしえて、殺ころすのが声こえだけであるうちに
零koboれre落oちたのはchitanoha
胸muneのno奥okuのno本当hontouにni大切taisetsuなものでnamonode
何naniがga正tadaしいかshiika知shiりたいだけでritaidakede
僕bokuはha万引manbiきができなかったkigadekinakatta
怖kowaかったからkattakara 怖kowaかったからkattakara
悪waruいことだとikotodato決kiめられていたからmerareteitakara
「それはいけないsorehaikenai事kotoだda」とto世界sekaiはha言iうu
そしてsoshite、仲間nakamaからkara外hazuされたsareta僕bokuはha
僕bokuのno世界sekaiからkaraヒトリhitoriになったninatta
零koboれre落oちたのはchitanoha
胸muneのno奥okuのno本当hontouにni大切taisetsuなものでnamonode
何naniがga正tadaしいかshiika言iえないのにenainoni手teをwo離hanaしてしまうのshiteshimauno
愛aiされるためにsarerutameni何naniをすればいいwosurebaii?
教oshiえてete、殺koroすのがsunoga声koeだけであるうちにdakedearuuchini
声koeをかけてもwokaketemo聞kiこえなかったのはkoenakattanoha
聞kiこえてたんだろうkoetetandarou?
それでもsoredemo僕bokuはha二度nidoはha言iわずwazu心kokoroでde唱tonaえたeta
「答kotaえてete」
「応kotaえてete」
滴shitataるものすらrumonosura尽tsuきてkite
いつかitsuka枯kaれていくreteiku
誰dareかのkano言葉kotobaがga
僕bokuをwo刺saしてshite動ugoけないままにしているkenaimamanishiteiru
命inochiあるaru限kagiりri抜nuけないkenaiトゲtogeはha 化膿kanouしてshite汚kitanaいi
傷kizuをwo晒saraしたくなくてshitakunakute夜yoruにni逃niげたgeta
「こっちをkotchiwo見miないでnaide」
「でもdemo、誰dareかka愛aiしてshite」
もしもmoshimo美utsukuしさをshisawo知shiらなかったらranakattara
優劣yuuretsuをwo付tsuけずにkezuni僕bokuらra生iきていけたのかなkiteiketanokana
もしもmoshimo言葉kotobaなんかなくてnankanakute雑音zatsuonもないならmonainara
しぶんをshibunwo愛aiせたのかもしれないsetanokamoshirenai
「そのsono一言hitokotoのno重omoみをmiwo知shiれre。」
零koboれre落oちたのはchitanoha
胸muneのno奥okuのno本当hontouにni大切taisetsuなものでnamonode
何naniがga正tadaしいかshiika言iえないのにenainoni手teをwo離hanaしてしまうのshiteshimauno
愛aiされるためにsarerutameni何naniをすればいいwosurebaii?
教oshiえてete、殺koroすのがsunoga声koeだけであるうちにdakedearuuchini