このままさよならを 歌詞 川口哲也 ふりがな付

逢あえばこんなにも 夜よるは早過はやすぎて
いつもの街まちかど 夜風よかぜも泣ないている
星ほしより綺麗きれいな その瞳めに
そっと重かさねた くちびる
離はなれてつなぐ 切せつない恋こいだから
ふたりは言いえない このままさよならを

何なにもいわないで ほほをこの胸むねに
やさしいぬくもり 感かんじていたいのさ
からめたその指ゆび その髪かみ
すねて甘あまえる 横顔よこがお
過すぎゆく時間ときを 今夜こんやも惜おしむよに
ふたりはより添そう 夜更よふけの曲まがり角かど

ふれる肩先かたさきに 細ほそい銀ぎんの雨あめ
涙なみだの笑顔えがおで 歩あるいてどこまでも
この手てにこぼれる 吐息といきが
そっとしずかに 溶とけてく
変かわらぬ想おもい 愛いとおしさ抱だいたまま
ふたりは言いえない このままさよならを