18の彼かれは 綺麗きれいで
強つよさは大人おとなだった
真夏まなつの出来事できごと
私わたしは昔むかしを思おもい出だした
髪かみの毛け直なおして
マスカラつけると 笑わらう彼かれ
それが可愛かわいくて
私わたしは何なんでもあげていい
18の彼かれは なにより
若わかさが自慢じまんだった
誰だれでもささやく
愛あいの言葉ことばなど バカにして
私わたしに向むかって言いったひとことは
君きみがほしい
夏草なつくさの上うえで
私わたしはみつけた 青あおい空そら
18の彼かれは 自惚うぬぼれ強つよくて
若わかさだけ
着替きがえする彼かれの背中せなかを
見みながら さびしかった
心こころのこりでも引ひきとめもせずに
行いかせたの
そして彼かれもまた 平気へいきな顔かおして
さようなら
髪かみの毛け直なおして
マスカラつけるの 癖くせなのよ
歳としの開ひらきなど 忘わすれていたのよ
18のno彼kareはha 綺麗kireiでde
強tsuyoさはsaha大人otonaだったdatta
真夏manatsuのno出来事dekigoto
私watashiはha昔mukashiをwo思omoいi出daしたshita
髪kamiのno毛ke直naoしてshite
マスカラmasukaraつけるとtsukeruto 笑waraうu彼kare
それがsorega可愛kawaiくてkute
私watashiはha何nanでもあげていいdemoageteii
18のno彼kareはha なによりnaniyori
若wakaさがsaga自慢jimanだったdatta
誰dareでもささやくdemosasayaku
愛aiのno言葉kotobaなどnado バカbakaにしてnishite
私watashiにni向muかってkatte言iったひとことはttahitokotoha
君kimiがほしいgahoshii
夏草natsukusaのno上ueでde
私watashiはみつけたhamitsuketa 青aoいi空sora
18のno彼kareはha 自惚unuboれre強tsuyoくてkute
若wakaさだけsadake
着替kigaえするesuru彼kareのno背中senakaをwo
見miながらnagara さびしかったsabishikatta
心kokoroのこりでもnokoridemo引hiきとめもせずにkitomemosezuni
行iかせたのkasetano
そしてsoshite彼kareもまたmomata 平気heikiなna顔kaoしてshite
さようならsayounara
髪kamiのno毛ke直naoしてshite
マスカラmasukaraつけるのtsukeruno 癖kuseなのよnanoyo
歳toshiのno開hiraきなどkinado 忘wasuれていたのよreteitanoyo