僕ぼくたちはいつの日ひか
変かわり果はてた大地だいちを前まえに
翼つばさを広ひろげ言いうのだろう
誰だれも覚おぼえていない
あの空そらの色いろ 雨あめの香かおりも
花はなの散ちることない
季節きせつを探さがし姿すがたを消けしたままの君きみも
正ただされることのない
矛先ほこさきを突つき付つけた鉄塔てっとう
きっと僕ぼくたちは何なにもかも
奪うばわれてしまうことさえも
受うけ入いれてゆく
僕ぼくたちはいつの日ひか
踏ふみ荒あらした大地だいちの上うえで
涙なみだを流ながし言いうのだろう
今いまは知しる由よしもない
砂浜すなはまの夢ゆめ 小ちいさな世界せかい
海鳴うみなりの絶たえない
貝殻かいがらは無なくしてしまったよ
いつまでも淋さびしそうな
あの空そらを慰なぐさめる言葉ことばなどない
きっと僕ぼくたちは何なにもかも
奪うばい続つづけた報むくいでさえも
拒こばもうとする
僕ぼくたちはいつの日ひか
空そらをも掴つかもうと手てを伸のばして
その深ふかさに その高たかさに
その清きよさに その淡あわさに
その青あおさに その碧あおさに
溺おぼれてしまうだろう
僕ぼくたちは…
僕bokuたちはいつのtachihaitsuno日hiかka
変kaわりwari果haてたteta大地daichiをwo前maeにni
翼tsubasaをwo広hiroげge言iうのだろうunodarou
誰dareもmo覚oboえていないeteinai
あのano空soraのno色iro 雨ameのno香kaoりもrimo
花hanaのno散chiることないrukotonai
季節kisetsuをwo探sagaしshi姿sugataをwo消keしたままのshitamamano君kimiもmo
正tadaされることのないsarerukotononai
矛先hokosakiをwo突tsuきki付tsuけたketa鉄塔tettou
きっとkitto僕bokuたちはtachiha何naniもかもmokamo
奪ubaわれてしまうことさえもwareteshimaukotosaemo
受uけke入iれてゆくreteyuku
僕bokuたちはいつのtachihaitsuno日hiかka
踏fuみmi荒aらしたrashita大地daichiのno上ueでde
涙namidaをwo流nagaしshi言iうのだろうunodarou
今imaはha知shiるru由yoshiもないmonai
砂浜sunahamaのno夢yume 小chiiさなsana世界sekai
海鳴uminaりのrino絶taえないenai
貝殻kaigaraはha無naくしてしまったよkushiteshimattayo
いつまでもitsumademo淋sabiしそうなshisouna
あのano空soraをwo慰nagusaめるmeru言葉kotobaなどないnadonai
きっとkitto僕bokuたちはtachiha何naniもかもmokamo
奪ubaいi続tsuduけたketa報mukuいでさえもidesaemo
拒kobaもうとするmoutosuru
僕bokuたちはいつのtachihaitsuno日hiかka
空soraをもwomo掴tsukaもうとmouto手teをwo伸noばしてbashite
そのsono深fukaさにsani そのsono高takaさにsani
そのsono清kiyoさにsani そのsono淡awaさにsani
そのsono青aoさにsani そのsono碧aoさにsani
溺oboれてしまうだろうreteshimaudarou
僕bokuたちはtachiha…