冬ふゆの最中さなかに 咲さく花はなもある
春はるに背せを向むけ 散ちる花はなもある
故郷くにをはなれる その朝あさに
ふと気きがついた ことがある
俺おれはあいつが 好すきなんだ
あいつは俺おれの いのちの花はなだよ
未練みれん残のこすな 振ふり向むくなよと
雪ゆきを蹴飛けとばし 列車れっしゃは走はしる
馬鹿ばかな奴やつだと ひとりごと
自分じぶんを責せめて 悔くやんでる
俺おれはいまでも 好すきなんだ
汽笛きてきも叫さけぶ 愛あいしているよと
過すぎた昨日きのうは 戻もどらないけど
きっと今いまなら また出直でなおせる
待まっていてくれ 明日あしたには
始発しはつで故郷くにへ 帰かえるから
俺おれはやっぱり 好すきなんだ
あいつは俺おれの いのちの花はなだよ
冬fuyuのno最中sanakaにni 咲saくku花hanaもあるmoaru
春haruにni背seをwo向muけke 散chiるru花hanaもあるmoaru
故郷kuniをはなれるwohanareru そのsono朝asaにni
ふとfuto気kiがついたgatsuita ことがあるkotogaaru
俺oreはあいつがhaaitsuga 好suきなんだkinanda
あいつはaitsuha俺oreのno いのちのinochino花hanaだよdayo
未練miren残nokoすなsuna 振fuりri向muくなよとkunayoto
雪yukiをwo蹴飛ketoばしbashi 列車ressyaはha走hashiるru
馬鹿bakaなna奴yatsuだとdato ひとりごとhitorigoto
自分jibunをwo責seめてmete 悔kuやんでるyanderu
俺oreはいまでもhaimademo 好suきなんだkinanda
汽笛kitekiもmo叫sakeぶbu 愛aiしているよとshiteiruyoto
過suぎたgita昨日kinouはha 戻modoらないけどranaikedo
きっとkitto今imaならnara またmata出直denaoせるseru
待maっていてくれtteitekure 明日ashitaにはniha
始発shihatsuでde故郷kuniへhe 帰kaeるからrukara
俺oreはやっぱりhayappari 好suきなんだkinanda
あいつはaitsuha俺oreのno いのちのinochino花hanaだよdayo