私わたしの上うえに降ふる夜よるは明あけないで終おわる
私わたしの上うえに降ふる夜よるはまださめないように
ふたつの小ちいさな海うみをこぼしました
映うつるものは歪ゆがんで床ゆかに落おちました
冷ひえた踵かかとが痛いたくて逃にげ出だしました
けれども終おわりは遠とおのいていきました
思おもい出だし癖ぐせに怯おびえている
そんな毎日まいにちがくだらなさすぎて笑わらえないな
私わたしの上うえに降ふる夜よるは明あけないで変かわる
私わたしの上うえに降ふる夜よるはただ微熱びねつのように
ふたつの目めに映うつした世界せかいが増ふえました
心こころと形かたちの両方りょうほうが見みえました
「期待きたいしないでいられるなら
これ以上いじょう傷きずを増ふやさずにすむよ」
わかってんだ
私わたしの上うえに降ふる夜よるは明あけないで変かわる
ぶつかりながら少すこしずつ
ひび割われたり欠かけたり減へらし合あい続つづけても
あわい期待きたい まだみたい
私わたしの上うえに降ふる夜よるは明あけないで終おわる
私わたしの上うえに降ふる夜よるはまださめないように
私watashiのno上ueにni降fuるru夜yoruはha明aけないでkenaide終oわるwaru
私watashiのno上ueにni降fuるru夜yoruはまださめないようにhamadasamenaiyouni
ふたつのfutatsuno小chiiさなsana海umiをこぼしましたwokoboshimashita
映utsuるものはrumonoha歪yugaんでnde床yukaにni落oちましたchimashita
冷hiえたeta踵kakatoがga痛itaくてkute逃niげge出daしましたshimashita
けれどもkeredomo終oわりはwariha遠tooのいていきましたnoiteikimashita
思omoいi出daしshi癖guseにni怯obiえているeteiru
そんなsonna毎日mainichiがくだらなさすぎてgakudaranasasugite笑waraえないなenaina
私watashiのno上ueにni降fuるru夜yoruはha明aけないでkenaide変kaわるwaru
私watashiのno上ueにni降fuるru夜yoruはただhatada微熱binetsuのようにnoyouni
ふたつのfutatsuno目meにni映utsuしたshita世界sekaiがga増fuえましたemashita
心kokoroとto形katachiのno両方ryouhouがga見miえましたemashita
「期待kitaiしないでいられるならshinaideirarerunara
これkore以上ijou傷kizuをwo増fuやさずにすむよyasazunisumuyo」
わかってんだwakattenda
私watashiのno上ueにni降fuるru夜yoruはha明aけないでkenaide変kaわるwaru
ぶつかりながらbutsukarinagara少sukoしずつshizutsu
ひびhibi割waれたりretari欠kaけたりketari減heらしrashi合aいi続tsuduけてもketemo
あわいawai期待kitai まだみたいmadamitai
私watashiのno上ueにni降fuるru夜yoruはha明aけないでkenaide終oわるwaru
私watashiのno上ueにni降fuるru夜yoruはまださめないようにhamadasamenaiyouni