あなたの船ふねを 追おいかけて
沖おきへ駆かけてく 通とおり雨あめ
私わたしひとりが 残のこされた
連絡船れんらくせんの 恋こい雨さめ港みなと
そっと人目ひとめを 避さけて泣なく
なみだ隠かくしの 別わかれ傘がさ
一緒いっしょに行ゆくと 誓ちかっても
守まもれなかった 約束やくそくを
島しまへ母ははだけ 置おき去ざりに
幸しあわせなんて 掴つかめはしない
後あとはいいよと 言いうけれど
頬ほほのなみだに つい負まけた
岬みさきに消きえた あの船ふねに
従ついて行いったか 走はしり雨あめ
雲くものすきまに 薄日うすび差さす
浮うき桟橋さんばしの 恋こい雨さめ港みなと
雨あめが止やんでも 畳たためない
みれん隠かくしの おんな傘がさ
あなたのanatano船funeをwo 追oいかけてikakete
沖okiへhe駆kaけてくketeku 通tooりri雨ame
私watashiひとりがhitoriga 残nokoされたsareta
連絡船renrakusenのno 恋koi雨same港minato
そっとsotto人目hitomeをwo 避saけてkete泣naくku
なみだnamida隠kakuしのshino 別wakaれre傘gasa
一緒issyoにni行yuくとkuto 誓chikaってもttemo
守mamoれなかったrenakatta 約束yakusokuをwo
島shimaへhe母hahaだけdake 置oきki去zaりにrini
幸shiawaせなんてsenante 掴tsukaめはしないmehashinai
後atoはいいよとhaiiyoto 言iうけれどukeredo
頬hohoのなみだにnonamidani ついtsui負maけたketa
岬misakiにni消kiえたeta あのano船funeにni
従tsuいてite行iったかttaka 走hashiりri雨ame
雲kumoのすきまにnosukimani 薄日usubi差saすsu
浮uきki桟橋sanbashiのno 恋koi雨same港minato
雨ameがga止yaんでもndemo 畳tataめないmenai
みれんmiren隠kakuしのshino おんなonna傘gasa