いつぞやの 山やまは碧あおくて
君きみは日ひの差さす方ほうへ 歩あるいては種たねを蒔まいていた
毎日まいにちは 風かぜに吹ふかれて
空そらは些細ささいなことを わずらって明日あしたへ流ながしてゆく
春はるに憧あこがれて 夢ゆめを語かたる君きみの姿すがたに
いくつ会あえるだろう
どうして 思おもうようには 人ひとをだいじにできないの
ある朝あさの 旅路たびじの途中とちゅう
霞かすむ山吹色やまぶきいろに からっぽの雨あめが降ふる
夢ゆめを忘わすれたら
きみをいっしょにわすれていって
ひとつ覚おぼえたら
こうしていたことも また同おなじように
なくなってしまう
ひとすじの道みちのむこうに
君きみが最後さいごにくれた 花はなびらのわすれもの
ぼくはいかなくちゃ
君きみに近付ちかづく そのためだけに
君きみが笑わらうように
ほら 手てを伸のばして
こころの花はなに 夢ゆめをのせ唄うたう
いつぞやのitsuzoyano 山yamaはha碧aoくてkute
君kimiはha日hiのno差saすsu方houへhe 歩aruいてはiteha種taneをwo蒔maいていたiteita
毎日mainichiはha 風kazeにni吹fuかれてkarete
空soraはha些細sasaiなことをnakotowo わずらってwazuratte明日ashitaへhe流nagaしてゆくshiteyuku
春haruにni憧akogaれてrete 夢yumeをwo語kataるru君kimiのno姿sugataにni
いくつikutsu会aえるだろうerudarou
どうしてdoushite 思omoうようにはuyouniha 人hitoをだいじにできないのwodaijinidekinaino
あるaru朝asaのno 旅路tabijiのno途中tochuu
霞kasuむmu山吹色yamabukiiroにni からっぽのkarappono雨ameがga降fuるru
夢yumeをwo忘wasuれたらretara
きみをいっしょにわすれていってkimiwoissyoniwasureteitte
ひとつhitotsu覚oboえたらetara
こうしていたこともkoushiteitakotomo またmata同onaじようにjiyouni
なくなってしまうnakunatteshimau
ひとすじのhitosujino道michiのむこうにnomukouni
君kimiがga最後saigoにくれたnikureta 花hanaびらのわすれものbiranowasuremono
ぼくはいかなくちゃbokuhaikanakucha
君kimiにni近付chikaduくku そのためだけにsonotamedakeni
君kimiがga笑waraうようにuyouni
ほらhora 手teをwo伸noばしてbashite
こころのkokorono花hanaにni 夢yumeをのせwonose唄utaうu