雨あめは心冷こころひやし奪うばう
虚うつろ 憂鬱ゆううつ 拒絶きょぜつ 痛いたみ
地獄じごくより深ふかき地下牢ちかろうの
黴薫かびかおる部屋へやに篭こもる
硝子がらす 命いのち 亀裂きれつ イノチ
幽玄ゆうげんなるいのち
魂たましいの牢獄ろうごく
絶望ぜつぼうが躰咀嚼からだそしゃくする
腐食ふしょくした空気沁くうきしみる
呪のろいの言葉ことばが躰からだに喰くい込こんで
感かんじない痛いたみさえも私わたしがいない
楔くさびの打うたれた装飾そうしょくの柩ひつぎ
永遠えいえんの安やすらぎと言いう救済きゅうさいの道みち
牢獄ろうごくの壁かべを這はい回まわる
冷気れいきの鎖くさりが縛しばる
私わたしの景色けしきは繋つながらない廻廊かいろう
塞ふさがれて埋うずもれて行いく埋葬まいそうの道みち
見上みあげた夜空よぞらに銀色ぎんいろに光ひかる
一筋ひとすじの糸いとが揺ゆれる
私わたしの世界せかい
生いき地獄じごく
calvariae
死しの記録きろく
calvariae
雨ameはha心冷kokorohiやしyashi奪ubaうu
虚utsuろro 憂鬱yuuutsu 拒絶kyozetsu 痛itaみmi
地獄jigokuよりyori深fukaきki地下牢chikarouのno
黴薫kabikaoるru部屋heyaにni篭koもるmoru
硝子garasu 命inochi 亀裂kiretsu イノチinochi
幽玄yuugenなるいのちnaruinochi
魂tamashiiのno牢獄rougoku
絶望zetsubouがga躰咀嚼karadasosyakuするsuru
腐食fusyokuしたshita空気沁kuukishiみるmiru
呪noroいのino言葉kotobaがga躰karadaにni喰kuいi込koんでnde
感kanじないjinai痛itaみさえもmisaemo私watashiがいないgainai
楔kusabiのno打uたれたtareta装飾sousyokuのno柩hitsugi
永遠eienのno安yasuらぎとragito言iうu救済kyuusaiのno道michi
牢獄rougokuのno壁kabeをwo這haいi回mawaるru
冷気reikiのno鎖kusariがga縛shibaるru
私watashiのno景色keshikiはha繋tsunaがらないgaranai廻廊kairou
塞fusaがれてgarete埋uzuもれてmorete行iくku埋葬maisouのno道michi
見上miaげたgeta夜空yozoraにni銀色giniroにni光hikaるru
一筋hitosujiのno糸itoがga揺yuれるreru
私watashiのno世界sekai
生iきki地獄jigoku
calvariae
死shiのno記録kiroku
calvariae