長編歌謡浪曲 元禄名槍譜 俵星玄蕃 歌詞 三山ひろし ふりがな付

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よみ:ちょうへんかようろうきょく げんろくめいやりふ たわらほしげんば

長編歌謡浪曲 元禄名槍譜 俵星玄蕃 歌詞

三山ひろし

2020.5.13 リリース
作詞
北村桃児
作曲
長津義司
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やりびても これびぬ
おとこ玄蕃げんば心意気こころいき
赤穂あこう浪士ろうしの かげとなり
つくまことやり一筋ひとすじ
かおほまれの 元禄げんろくさくら

姿すがたそばやに やつしてまでも
しの杉野すぎのよ せつなかろ
今宵こよい名残なごりに ておけよ
たわらくずしの 極意ごくい一手いって
これがはなむおとここころ

なみだをためて振返ふりかえ
そば姿すがたびとめて
せめて名前なまえかせろよと
くちまでたがそうじゃない
わぬがはな人生じんせい
うてわかれる運命うんめいとか
おもなおしてたわらほし
ひとりしみじみみながら
ときすごした真夜中まよなか
こころ隅田すみた川風かわかぜ
ながれてひびいさましさ
一打ひとうさんなが
あれはたしかにたしかにあれは、
山鹿やまが流儀りゅうぎ陣太鼓じんだいこ

とき元禄げんろく十五じゅうごねん十二じゅうにがつ十四じゅうしちにち江戸えど夜風よかぜをふるわせて、
ひびくは山鹿やまが流儀りゅうぎ陣太鼓じんだいこ、しかも一打ひとうさんながれ。
おもわずハッと立上たちあがり、みみませて太鼓たいこかぞえ、
おう、ただしく赤穂あこう浪士ろうしりじゃ、助太刀すけだちするはこれときぞ、
もしやそのなか昼間ひるまわかれたあのそばりはせぬか、
名前なまえはなんといま一度いちど
うてわかれがげたいものと、けいこ襦袢じゅばんかためて、
だん小倉おぐらはかま股立ももだたかげ、白綾しらあやたたんでうし鉢巻はちまきのつるごとく、
なげしにかかるは先祖伝来せんぞでんらいたわら弾正だんじょうきたえたるきゅうしゃく手槍てやりみぎに、
切戸きりどけて一足ひとあしおもてせば、
てん幽暗ゆうあん凱々がいがいたる白雪しらゆき蹴立けたてて、行手ゆくて松坂町まつさかちょう…」

吉良きら屋敷やしきれば
いまりは真最中まっさいちゅう
そう大将だいしょう内蔵ないぞう之助えいのすけ
つけてたわらほし
天下てんか無双むそうのこのやり
助太刀すけだちをばいたそうぞ
われたとき大石おおいしふか御恩ごおんはこのとお
あつ御礼おれいもうします
されども此処ここのままに
やりおさめて引上ひきあくださるならば有難ありがた
かかるおりしも一人ひとり浪士ろうしゆきをけたてて
サク、サク、サクサクサクサクサクサク、

先生せんせい!!」

おゝおお、そばか!!」

いや、いや、いや、いや
えりかれた名前なまえこそ
まことは杉野すぎのじゅう兵次へいじ殿どの
わしがおしえたあの極意ごくい
いのちしむなをこそしめ
立派りっぱはたらいのりますぞよ
さらばさらばと右左みぎひだり
赤穂あこう浪士ろうし邪魔じゃまするやつ
何人なんぴとたりともとおさんぞ
はしのたもとで石突いしづいて
やり玄蕃げんば仁王立におうだ

てやひびけや 山鹿やまが太鼓たいこ
つき夜空よぞらわた
ゆめきつつ 両国りょうこく
はしのたもとで ゆきふみしめた
やり玄蕃げんばなみだひか

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曲名:長編歌謡浪曲 元禄名槍譜 俵星玄蕃 歌手:三山ひろし