浮草の舟 歌詞 岩本公水 ふりがな付

つなぐ手てと手てに 温ぬくもりあれば
どんな波風なみかぜ 吹ふこうとも
ついてゆきます ついてゆく
寒さむい夜空よぞらの 星ほしだって
いつか希望きぼうの 星ほしになる
あなたと流ながれる 浮草うきくさの舟ふね

雲くもの切きれ間まに 日差ひざしがのぞく
そうと信しんじて 春はるを待まつ
向むかい風かぜでも いいんです
そばにあなたが いればいい
明日あすは背中せを押おす 風かぜになる
ふたりで流ながれる 浮草うきくさの舟ふね

何なにがこの先さき 待まち受うけようと
俺おれのみちづれ おまえだけ
言いって私わたしの 肩かたを抱だく
そんなあなたに 寄より添そって
夢ゆめの岸辺きしべに いつの日ひか
あなたと着つきたい 浮草うきくさの舟ふね