メタメメント 歌詞 METAMUSE ふりがな付

だからもう歌うたわない
あの頃ころに戻もどりたいなんて

胸むねに刺ささる 君きみに届とどく いつもことば探さがして
どんな文字もじも顔かおも声こえも なんかダメな気きがした
行いき場ばのない痛いたみがまた腕うでにふえた

もうすぐ 世よが明あける ありがとうトラウマ
どうして 終おわるのが絶望ぜつぼうですら 寂さみしい
もうすぐ ガキどもが 幸しあわせをしょっぴく
脳死のうしでプレイした ゲームの残骸ざんがい ぼやける

恋こいで死しにたいなら仕方しかたないね 恋こいだから
始発しはつ待まち 死しんだら死しねなくなる
死しに急いそがば舞まわれ
触ふれて廻まわれ

メタメメントメタメメントメタメメントメタメメント森もりの正体しょうたい
回まわれ回まわれ回まわれ回まわれ回まわれ回まわれ回まわれ回まわれ少女しょうじょの正面しょうめん
くろいくろいくろいく'ろいく'ろいぐろいぐろいものを 出だして・仕舞しまって
出だして・しまう 出だして・しまう
犯やれんかった自分じぶんを売うり捌さばく
少女しょうじょよナイフを握にぎれ

買かえる愛あいを教おしえられて 落おちていったあなたへ
傷きずだらけで叫さけぶ歌うたは 線路せんろに吸すい込こまれた
ほしいものも 帰かえる場所ばしょも
外そとにはないよ

もうすぐ 世よが明あける さようならトラウマ
垢あか消けし自殺じさつから 再生さいせいするからだ

内臓ないぞう 諸行しょぎょう無常むじょう 慣なれない未来みらい 知しらん朝あさ
貯金ちょきん 思想しそう膿漏のうろう武装ぶそう 異論いろんな色いろ
未まだ無む所属しょぞくドリーマー
はやく気きづいて

スリルスリルスリルするりするりするりするりするり流行りゅうこうは空虚くうきょ
回まわれ回まわれ回まわれ回まわれ回まわれ回まわれ回まわれ新しん時代じだいの奴隷どれい
歌うたわされる 誰だれでもいい
ボカロ風ふう人形にんぎょうを使つかい捨すてて
病やんでしまう 病やんでしまう
なれんかった?自分じぶんじゃダメだった?
少女しょうじょよ 仮面かめんを切きり裂さけ

死しぬこともできない身体からだで歌うたったってさみしいだけ
死しんだら死しねなくなるから生いきてるうちに死しぬことすら楽たのしんじゃうの
私わたしたちのやってることはこんなに美うつくしいのにどうして邪魔じゃまするの
ロックってメンヘラだし メンヘラじゃない彼女かのじょはセフレだし
メンヘラにもなれない自分じぶんを容易たやすく律りっすることができるほどの想おもいなんか 本物ほんものとは呼よびたくない
顔かおも出ださないくせに想おもいを吐露とろできたなんて思おもい上あがんないでね
会あいもせずにライン一本いっぽんでお別わかれみたいなことしてお気持きもちぶんないで?人ひとと人ひとでしょう?
恥はずかしげもなく恥はずかしい生いき物ものをしている
私わたしは私わたしの顔かおで生いきる
これが少女しょうじょだから
生いきている少女しょうじょだから

メタメメントメタメメントメタメメントメタメメントモリの正体しょうたい
回まわれ回まわれ回まわれ回まわれ回まわれ回まわれ回まわれ回まわれ少女しょうじょの正面しょうめん
くろいくろいくろいく'ろいく'ろいぐろいぐろいものを 出だして・仕舞しまって
出だして・しまう 出だして・しまう
犯やれんかった自分じぶんを売うり捌さばく
少女しょうじょよナイフを握にぎれ

知しっちゃったよ、何なにかをただ責せめてももう戻もどらない
それが善ぜんと信しんじられる子供こどもじゃもうないから
それでも呪のろう 痛いたいから生いきる
だって夜よるはいつもね あの日ひのわたしたちが
地図ちずにないお城しろで今いまも泣ないているから

少女しょうじょよナイフを握にぎれ