秋あきの山里やまざと 湯ゆの宿やどに
恋こいの破片かけらか 夕霧きりが降ふる
あぁ 名残なごり花はな
いまも消きえない 胸むねの火ひは
惚ほれた女おんなの のこり香がか
恋こいのからくり もつれ糸いと
悔くいが絡からんで ほどけない
あぁ 名残なごり花はな
過すぎた月日つきひを 振ふりかえりゃ
あんないい奴やつ いなかった
窓まどに沁しみ入いる 鳴なく鈴虫むしの
こころ細ほそさに 眠ねむれない
あぁ 名残なごり花はな
遠とおい面影おもかげ 抱いだきながら
冷ひやで一杯いっぱい 酒さけを酌くむ
秋akiのno山里yamazato 湯yuのno宿yadoにni
恋koiのno破片kakeraかka 夕霧kiriがga降fuるru
あぁaa 名残nagoりri花hana
いまもimamo消kiえないenai 胸muneのno火hiはha
惚hoれたreta女onnaのno のこりnokori香gaかka
恋koiのからくりnokarakuri もつれmotsure糸ito
悔kuいがiga絡karaんでnde ほどけないhodokenai
あぁaa 名残nagoりri花hana
過suぎたgita月日tsukihiをwo 振fuりかえりゃrikaerya
あんないいannaii奴yatsu いなかったinakatta
窓madoにni沁shiみmi入iるru 鳴naくku鈴虫mushiのno
こころkokoro細hosoさにsani 眠nemuれないrenai
あぁaa 名残nagoりri花hana
遠tooいi面影omokage 抱idaきながらkinagara
冷hiやでyade一杯ippai 酒sakeをwo酌kuむmu