たった七日なのかに 命いのちをかけて
朝あさな夕ゆうなの 蝉せみしぐれ
人生じんせいかけて 歩あるいているか
夢ゆめが問とわれる 浮世うきよ坂ざか
母ははを泣なかせて 背せを向むけた
ふるさとは 遥はるかなり
無垢むくな心こころと 憧あこがれだけじゃ
たどり着つけない この旅たびは
莫迦ばかにはなれず 利口りこうになれず
夢ゆめが小ちいさく なるばかり
川かわのせせらぎ 空そらの青あお
ふるさとに 逢あいたくて
高たかい山やまほど 谷間たにまは深ふかい
落おちてこぼれる 人ひともいる
諦あきらめなけりゃ 終おわりはしない
夢ゆめを信しんじて 生いきてゆけ
山やまに向むかえば 木霊こだまする
ふるさとは 遥はるかなり
たったtatta七日nanokaにni 命inochiをかけてwokakete
朝asaなna夕yuuなのnano 蝉semiしぐれshigure
人生jinseiかけてkakete 歩aruいているかiteiruka
夢yumeがga問toわれるwareru 浮世ukiyo坂zaka
母hahaをwo泣naかせてkasete 背seをwo向muけたketa
ふるさとはfurusatoha 遥haruかなりkanari
無垢mukuなna心kokoroとto 憧akogaれだけじゃredakeja
たどりtadori着tsuけないkenai このkono旅tabiはha
莫迦bakaにはなれずnihanarezu 利口rikouになれずninarezu
夢yumeがga小chiiさくsaku なるばかりnarubakari
川kawaのせせらぎnoseseragi 空soraのno青ao
ふるさとにfurusatoni 逢aいたくてitakute
高takaいi山yamaほどhodo 谷間tanimaはha深fukaいi
落oちてこぼれるchitekoboreru 人hitoもいるmoiru
諦akiraめなけりゃmenakerya 終oわりはしないwarihashinai
夢yumeをwo信shinじてjite 生iきてゆけkiteyuke
山yamaにni向muかえばkaeba 木霊kodamaするsuru
ふるさとはfurusatoha 遥haruかなりkanari