あなたに似にてる 後うしろ姿すがたに
おもわず駆かけ寄よる 石畳いしだたみ
女おんなの未練みれんの 哀かなしさよ
賑にぎわう城端じょうはな 曳山ひきやま祭まつり
誰だれを泣なかすか 庵唄いおりうた
どの女ひとよりも 私わたしが先さきに
出会であいたかった あなたとは
身みを引ひくつらさに 涙なみだして
別わかれたあの日ひの 蔵回廊くらかいろうよ
軋きしむ ぎゅう山やま 胸むねを打うつ
あなたと二人ふたり 玉繭たままゆのよに
寄より添そい暮くらす 夢ゆめを見みた
未練みれんの残のこり火び また燃もえて
揺ゆらめく提灯ちょうちん 曳山ひきやま祭まつり
沁しみる笛ふえの音ね なみだ月つき
あなたにanatani似niてるteru 後ushiろro姿sugataにni
おもわずomowazu駆kaけke寄yoるru 石畳ishidatami
女onnaのno未練mirenのno 哀kanaしさよshisayo
賑nigiわうwau城端jouhana 曳山hikiyama祭matsuri
誰dareをwo泣naかすかkasuka 庵唄ioriuta
どのdono女hitoよりもyorimo 私watashiがga先sakiにni
出会deaいたかったitakatta あなたとはanatatoha
身miをwo引hiくつらさにkutsurasani 涙namidaしてshite
別wakaれたあのretaano日hiのno 蔵回廊kurakairouよyo
軋kishiむmu ぎゅうgyuu山yama 胸muneをwo打uつtsu
あなたとanatato二人futari 玉繭tamamayuのよにnoyoni
寄yoりri添soいi暮kuらすrasu 夢yumeをwo見miたta
未練mirenのno残nokoりri火bi またmata燃moえてete
揺yuらめくrameku提灯chouchin 曳山hikiyama祭matsuri
沁shiみるmiru笛fueのno音ne なみだnamida月tsuki