ユメザクラ 咲さきほこる
春はるめく スカートなびく
粉々こなごなになった心こころの
欠かけらを集あつめ 抱だきしめた
電車でんしゃの窓まどに映うつった私わたしは
あの頃ころとは 少すこし違ちがう ぼんやりと滲にじむ
心こころの奥おくがきゅって痛いたむ
祈いのるように あなたの名前なまえを呟つぶやいた
桜さくらの絨毯じゅうたんが 鮮あざやかに
私わたしたちを思おもい出でにする
コイザクラ 散ちってゆく
雑踏ざっとう まぎれて想おもう
亡なくした心こころ 探さがした
まだ忘わすれたくないよって
遠回とおまわりして 今いまも歌うたって
おぼつかない足あしどりで 歩あるいてた
埃ほこりかぶった二人ふたりの写真しゃしん
思おもい出でとか夢ゆめなんて 消きえちゃいそうで
"もう一度いちど あなたと出会であえるのなら"
同おなじ歩幅ほはばで歩あるきたい
電車でんしゃの窓まどに映うつった景色けしきが
流ながれてゆく 移うつろいゆく 花はなびら 舞まい散ちる
心こころの奥おくがきゅって痛いたむ
祈いのるように あなたの名前なまえを呟つぶやいた
桜さくらの絨毯じゅうたんが 鮮あざやかに
私わたしたちを思おもい出でにする
サクラゴコロ ゆらゆら滲にじむ
あなたと約束やくそくした小指こゆびが冷つめたい
私わたしは今日きょうも歌うたってます
ユメザクラyumezakura 咲saきほこるkihokoru
春haruめくmeku スカsukaートtoなびくnabiku
粉々konagonaになったninatta心kokoroのno
欠kaけらをkerawo集atsuめme 抱daきしめたkishimeta
電車densyaのno窓madoにni映utsuったtta私watashiはha
あのano頃koroとはtoha 少sukoしshi違chigaうu ぼんやりとbonyarito滲nijiむmu
心kokoroのno奥okuがきゅってgakyutte痛itaむmu
祈inoるようにruyouni あなたのanatano名前namaeをwo呟tsubuyaいたita
桜sakuraのno絨毯juutanがga 鮮azaやかにyakani
私watashiたちをtachiwo思omoいi出deにするnisuru
コイザクラkoizakura 散chiってゆくtteyuku
雑踏zattou まぎれてmagirete想omoうu
亡naくしたkushita心kokoro 探sagaしたshita
まだmada忘wasuれたくないよってretakunaiyotte
遠回toomawaりしてrishite 今imaもmo歌utaってtte
おぼつかないobotsukanai足ashiどりでdoride 歩aruいてたiteta
埃hokoriかぶったkabutta二人futariのno写真syashin
思omoいi出deとかtoka夢yumeなんてnante 消kiえちゃいそうでechaisoude
"もうmou一度ichido あなたとanatato出会deaえるのならerunonara"
同onaじji歩幅hohabaでde歩aruきたいkitai
電車densyaのno窓madoにni映utsuったtta景色keshikiがga
流nagaれてゆくreteyuku 移utsuろいゆくroiyuku 花hanaびらbira 舞maいi散chiるru
心kokoroのno奥okuがきゅってgakyutte痛itaむmu
祈inoるようにruyouni あなたのanatano名前namaeをwo呟tsubuyaいたita
桜sakuraのno絨毯juutanがga 鮮azaやかにyakani
私watashiたちをtachiwo思omoいi出deにするnisuru
サクラゴコロsakuragokoro ゆらゆらyurayura滲nijiむmu
あなたとanatato約束yakusokuしたshita小指koyubiがga冷tsumeたいtai
私watashiはha今日kyouもmo歌utaってますttemasu