誰だれを愛あいして ここまで来きたと
やせた私わたしを 霧きりが抱いだく
未練みれんでしょうか・・・
あなたの温ぬくまり 忘わすれ 忘わすれられない
いのちを燃もやした 思おもい出でさえも
風かぜに千切ちぎれる 夕霧ゆうぎり岬みさき
好すきなあなたを 信しんじていたが
いつかもつれた 赤あかい糸いと
解とけるでしょうか
男おとこはあてない 流ながれ 流ながれ小舟こぶねよ
死しぬほど淋さびしい 心こころが寒さむい
女おんな独ひとりの 夕霧ゆうぎり岬みさき
浜はまの椿つばきも 寄より添そいながら
ひとつの小枝こえだに 咲さくものを
運命うんめいでしょうか
幸しあわせ花ばなさく 春はるは 春はるはいつくる
涙なみだが枯かれたら 鴎かもめの唄うたに
明日あしたを夢ゆめみる 夕霧ゆうぎり岬みさき
誰dareをwo愛aiしてshite ここまでkokomade来kiたとtato
やせたyaseta私watashiをwo 霧kiriがga抱idaくku
未練mirenでしょうかdesyouka・・・
あなたのanatano温nukumaりri 忘wasuれre 忘wasuれられないrerarenai
いのちをinochiwo燃moやしたyashita 思omoいi出deさえもsaemo
風kazeにni千切chigiれるreru 夕霧yuugiri岬misaki
好suきなあなたをkinaanatawo 信shinじていたがjiteitaga
いつかもつれたitsukamotsureta 赤akaいi糸ito
解toけるでしょうかkerudesyouka
男otokoはあてないhaatenai 流nagaれre 流nagaれre小舟kobuneよyo
死shiぬほどnuhodo淋sabiしいshii 心kokoroがga寒samuいi
女onna独hitoりのrino 夕霧yuugiri岬misaki
浜hamaのno椿tsubakiもmo 寄yoりri添soいながらinagara
ひとつのhitotsuno小枝koedaにni 咲saくものをkumonowo
運命unmeiでしょうかdesyouka
幸shiawaせse花banaさくsaku 春haruはha 春haruはいつくるhaitsukuru
涙namidaがga枯kaれたらretara 鴎kamomeのno唄utaにni
明日ashitaをwo夢yumeみるmiru 夕霧yuugiri岬misaki