道の駅 歌詞 岩本公水 ふりがな付

窓まどにひとすじ 涙なみだの雨あめが
バスに揺ゆられて 流ながれゆく
過すぎたあの日ひが 忘わすれられずに
一人ひとり訪たずねた 山間やまあいの町まち
川かわを渡わたれば 見慣みなれた景色けしき
あなた 追おいかけ 道みちの駅えき

十六夜いざよいの月つき 見上みあげてごらん
欠かけているから いいんだよ
夜空よぞら指ゆびさす 横顔よこがお見みつめ
肩かたで甘あまえて 指ゆびからませた
二人ふたりを包つつむ やさしい風かぜが
あの日ひ 吹ふいてた 道みちの駅えき

樹々きぎの香かおりを 胸むねいっぱいに
誘さそい込こむよな 秋あきの風かぜ
好すきになるほど 苦くるしくなって
遠回とおまわりした あなたへの愛あい
橋はしを渡わたれば ほら 故郷ふるさとが
きっと 待まってる 道みちの駅えき