悲かなしみの果はて 木この葉はが落おちる
ひらひら 手てのひらに
変かわる 空そらの色いろと心こころのそれは
とてもとても
そこに君きみがいないと揺ゆれる声こえは
泣ないて泣ないて
例たとえば守まもりたいものさえ
全すべて呑のみ込こんで失なくしたなら
何なにを願ねがうの 誰だれを想おもうの
その心こころは何なにの為ために
色いろなき風かぜに声こえを重かさねて
響ひびかせてあの空そらへ
悲かなしみの果はて 木この葉はが落おちる
ひらひら 手てのひらに
君きみの居場所いばしょ隠かくすように
ひとり 君きみが背負せおう悲かなしみのそれは
深ふかく深ふかく
君きみの信しんじたものが
どうかどうか消きえないように
大地だいちを濡ぬらす空そらに誓ちかえば
降ふる度たびに思おもい出だす
雨あめの匂においと君きみの面影おもかげ
ゆらゆら 揺ゆらめいて
あの頃ころ通つうじてた心こころは
今いまは月つきの満みち欠かけのようで
君きみを想おもうほど胸むねは痛いたくなり
涙なみだは空そらに溶とけ
君きみには届とどかない
耳みみを澄すませて逃のがさぬように
砂すなの舞まう音おとさえも
忘わすれはしない君きみの足音あしおと
まだまだ探さがしてる
色いろなき風かぜは空そらを彷徨さまよう
無数むすうの想おもい乗のせて
秋あきの終おわりに木この葉はが落おちる
ひらひら 手てのひらに
君きみの居場所いばしょ知しらせるように
悲kanaしみのshimino果haてte 木koのno葉haがga落oちるchiru
ひらひらhirahira 手teのひらにnohirani
変kaわるwaru 空soraのno色iroとto心kokoroのそれはnosoreha
とてもとてもtotemototemo
そこにsokoni君kimiがいないとgainaito揺yuれるreru声koeはha
泣naいてite泣naいてite
例tatoえばeba守mamoりたいものさえritaimonosae
全subeてte呑noみmi込koんでnde失naくしたならkushitanara
何naniをwo願negaうのuno 誰dareをwo想omoうのuno
そのsono心kokoroはha何naniのno為tameにni
色iroなきnaki風kazeにni声koeをwo重kasaねてnete
響hibiかせてあのkaseteano空soraへhe
悲kanaしみのshimino果haてte 木koのno葉haがga落oちるchiru
ひらひらhirahira 手teのひらにnohirani
君kimiのno居場所ibasyo隠kakuすようにsuyouni
ひとりhitori 君kimiがga背負seoうu悲kanaしみのそれはshiminosoreha
深fukaくku深fukaくku
君kimiのno信shinじたものがjitamonoga
どうかどうかdoukadouka消kiえないようにenaiyouni
大地daichiをwo濡nuらすrasu空soraにni誓chikaえばeba
降fuるru度tabiにni思omoいi出daすsu
雨ameのno匂nioいとito君kimiのno面影omokage
ゆらゆらyurayura 揺yuらめいてrameite
あのano頃koro通tsuuじてたjiteta心kokoroはha
今imaはha月tsukiのno満miちchi欠kaけのようでkenoyoude
君kimiをwo想omoうほどuhodo胸muneはha痛itaくなりkunari
涙namidaはha空soraにni溶toけke
君kimiにはniha届todoかないkanai
耳mimiをwo澄suませてmasete逃nogaさぬようにsanuyouni
砂sunaのno舞maうu音otoさえもsaemo
忘wasuれはしないrehashinai君kimiのno足音ashioto
まだまだmadamada探sagaしてるshiteru
色iroなきnaki風kazeはha空soraをwo彷徨samayoうu
無数musuuのno想omoいi乗noせてsete
秋akiのno終oわりにwarini木koのno葉haがga落oちるchiru
ひらひらhirahira 手teのひらにnohirani
君kimiのno居場所ibasyo知shiらせるようにraseruyouni