「ああ おっ母かさん、よく来きた。
そう呼よんで下ください、ただ一度いちど。
海うみをへだてた、その空そら千里せんり
とどかぬ願ねがいと知しりながら
もしやもしやと、今日きょうもまた。」
呼よんで下ください おがみます
ああ おっ母かさん よく来きたと
海山うみやま千里せんりと 言いうけれど
なんで遠とおかろ
なんで遠とおかろ 母ははと子こに
悲願ひがん十年じゅうねん この祈いのり
神様かみさまだけが 知しっている
流ながれる雲くもより 風かぜよりも
つらいさだめの
つらいさだめの 杖つえひとつ
「ああaa おっoxtu母kaさんsan、よくyoku来kiたta。
そうsou呼yoんでnde下kudaさいsai、ただtada一度ichido。
海umiをへだてたwohedateta、そのsono空sora千里senri
とどかぬtodokanu願negaいとito知shiりながらrinagara
もしやもしやとmoshiyamoshiyato、今日kyouもまたmomata。」
呼yoんでnde下kudaさいsai おがみますogamimasu
ああaa おっoxtu母kaさんsan よくyoku来kiたとtato
海山umiyama千里senriとto 言iうけれどukeredo
なんでnande遠tooかろkaro
なんでnande遠tooかろkaro 母hahaとto子koにni
悲願higan十年juunen このkono祈inoりri
神様kamisamaだけがdakega 知shiっているtteiru
流nagaれるreru雲kumoよりyori 風kazeよりもyorimo
つらいさだめのtsuraisadameno
つらいさだめのtsuraisadameno 杖tsueひとつhitotsu