木蘭もくれん ひと目め逢あったら 男おとこの胸むねに
木蘭もくれん 花はなの香かおりが 妖あやしく沁しみて
忘わすれられない 不思議ふしぎな女おんな
港みなとヨコハマ 夜霧よぎりの中なかに
咲さいて切せつない 木蘭もくれん
それが私わたしの哀かなしい呼よび名ななのよ
木蘭もくれん 海うみをはるばる 夢ゆめより遠とおい
木蘭もくれん 花はなの故こさと 名なづけの親おやも
みんな忘わすれて 見知みしらぬ他国たこく
夜よるのキャバレーに 泣なきなき唄うたう
恋こいも片言かたこと 木蘭もくれん
どうせ私わたしは侘わびしい女おんななのよ
木蘭もくれん 呼よべばふりむく 泪なみだのえくぼ
木蘭もくれん 花はなの憂うれいの 紫むらさきそめて
いつもシナ服ふく 小意気こいきな姿すがた
海うみの男おとこの 冷つめたい胸むねに
投なげて散ちらして 木蘭もくれん
これが私わたしの儚はかない運命うんめいなのよ
木蘭mokuren ひとhito目me逢aったらttara 男otokoのno胸muneにni
木蘭mokuren 花hanaのno香kaoりがriga 妖ayaしくshiku沁shiみてmite
忘wasuれられないrerarenai 不思議fushigiなna女onna
港minatoヨコハマyokohama 夜霧yogiriのno中nakaにni
咲saいてite切setsuないnai 木蘭mokuren
それがsorega私watashiのno哀kanaしいshii呼yoびbi名naなのよnanoyo
木蘭mokuren 海umiをはるばるwoharubaru 夢yumeよりyori遠tooいi
木蘭mokuren 花hanaのno故koさとsato 名naづけのdukeno親oyaもmo
みんなminna忘wasuれてrete 見知mishiらぬranu他国takoku
夜yoruのnoキャバレkyabareーにni 泣naきなきkinaki唄utaうu
恋koiもmo片言katakoto 木蘭mokuren
どうせdouse私watashiはha侘wabiしいshii女onnaなのよnanoyo
木蘭mokuren 呼yoべばふりむくbebafurimuku 泪namidaのえくぼnoekubo
木蘭mokuren 花hanaのno憂ureいのino 紫murasakiそめてsomete
いつもitsumoシナshina服fuku 小意気koikiなna姿sugata
海umiのno男otokoのno 冷tsumeたいtai胸muneにni
投naげてgete散chiらしてrashite 木蘭mokuren
これがkorega私watashiのno儚hakanaいi運命unmeiなのよnanoyo