人恋しぐれ 歌詞 石原詢子 ふりがな付

幾いくつになろうと 女おんなの胸むねは
叶かなわぬ恋こいに 旅たびする舟ふねよ
揺ゆれて流ながれて 木この葉はのように
見みえない運命さだめに 明日あしたを探さがす
哀かなしい夢ゆめでも 夢ゆめでもいいわ
あなた一人ひとりが 欲ほしいだけです
人恋ひとこいしぐれ

お酒さけの向むこうに 昨日きのうを映うつし
まばゆい頃ころの 想おもい出でゆする
肌はだを合あわせて 抱だかれる度たびに
いつかは別わかれが 来くる日ひを思おもう
あなたと二人ふたりで 二人ふたりでいても
すがりつきたい 愛あいが見みえない
人恋ひとこいしぐれ

霙みぞれにふるえて 命いのちの限かぎり
はかない花はなも 咲さこうとするわ
子供こどもみたいに わがまま言いえば
も一度いちどむかしに 戻もどれるかしら
ひとりが淋さびしい 淋りん夜よるは
夢ゆめであなたに たどり着つきます
人恋ひとこいしぐれ