そして僕ぼくは一人ひとりになった そして僕ぼくは途方とほうにくれる
そして今いまは少すこし平和へいわさ 君きみの銀ぎんの指輪ゆびわを握にぎりしめて
朝焼あさやけの空そらの下した 汽車きしゃに乗のる
初はじめて君きみと出会であったのは 寒さむい冬ふゆの繁華街はんかがい
少すこし軽かるそうに見みえたから
妙みょうに真面目まじめな口調くちょうで声こえかけた
君きみはそれを見抜みぬいてた
笑わらいながら………
時間じかんが許ゆるす限かぎり君きみに逢あいに行いこう
だけど時代じだいはそれを許ゆるしてはくれない
外そとは火ひの海うみ僕ぼくのこの恋こいも
同おなじように燃もえていた
赤茶あかちゃけたレンガの壁かべ焼やけこげて歩あるきづらい道みち
君きみの肩かたと不安ふあんを抱だいて
汚よごれた灰色はいいろのコートを着きて
息いきをひそめ急いそぐのさ Ah………
いつもの隠かくれ家がでくちづけを続つづけよう
戒厳令かいげんれいがラジオで流ながれてる Ah………
君きみは声こえを殺ころし感かんじてた
嫌いやな予感よかんも感かんじてた
外そとは火ひの海うみ僕ぼくのこの恋こいも
同おなじように燃もえていた
争あらそいの街まちで君きみと恋こいに堕おちた
ただひたすら手てを握にぎりしめた
それは瞼まぶたの中なかそれは胸むねの奥おくに
今いまも閉とじ込こめたまま
そのままさ……………
今いまは静しずかな街まちに眠ねむった
君きみの指輪ゆびわを握にぎりしめ
外そとは青あおい海うみ 僕ぼくのこの恋こいも
希望きぼうに満みちていた
僕ぼくは今いま汽車きしゃに乗のりetc,
僕ぼくはただ汽車きしゃに乗のりetc,
etc,etc,etc,………………
そしてsoshite僕bokuはha一人hitoriになったninatta そしてsoshite僕bokuはha途方tohouにくれるnikureru
そしてsoshite今imaはha少sukoしshi平和heiwaさsa 君kimiのno銀ginのno指輪yubiwaをwo握nigiりしめてrishimete
朝焼asayaけのkeno空soraのno下shita 汽車kisyaにni乗noるru
初hajiめてmete君kimiとto出会deaったのはttanoha 寒samuいi冬fuyuのno繁華街hankagai
少sukoしshi軽karuそうにsouni見miえたからetakara
妙myouにni真面目majimeなna口調kuchouでde声koeかけたkaketa
君kimiはそれをhasorewo見抜minuいてたiteta
笑waraいながらinagara………
時間jikanがga許yuruすsu限kagiりri君kimiにni逢aいにini行iこうkou
だけどdakedo時代jidaiはそれをhasorewo許yuruしてはくれないshitehakurenai
外sotoはha火hiのno海umi僕bokuのこのnokono恋koiもmo
同onaじようにjiyouni燃moえていたeteita
赤茶akachaけたketaレンガrengaのno壁kabe焼yaけこげてkekogete歩aruきづらいkidurai道michi
君kimiのno肩kataとto不安fuanをwo抱daいてite
汚yogoれたreta灰色haiiroのnoコkoートtoをwo着kiてte
息ikiをひそめwohisome急isoぐのさgunosa Ah………
いつものitsumono隠kakuれre家gaでくちづけをdekuchidukewo続tsuduけようkeyou
戒厳令kaigenreiがgaラジオrajioでde流nagaれてるreteru Ah………
君kimiはha声koeをwo殺koroしshi感kanじてたjiteta
嫌iyaなna予感yokanもmo感kanじてたjiteta
外sotoはha火hiのno海umi僕bokuのこのnokono恋koiもmo
同onaじようにjiyouni燃moえていたeteita
争arasoいのino街machiでde君kimiとto恋koiにni堕oちたchita
ただひたすらtadahitasura手teをwo握nigiりしめたrishimeta
それはsoreha瞼mabutaのno中nakaそれはsoreha胸muneのno奥okuにni
今imaもmo閉toじji込koめたままmetamama
そのままさsonomamasa……………
今imaはha静shizuかなkana街machiにni眠nemuったtta
君kimiのno指輪yubiwaをwo握nigiりしめrishime
外sotoはha青aoいi海umi 僕bokuのこのnokono恋koiもmo
希望kibouにni満miちていたchiteita
僕bokuはha今ima汽車kisyaにni乗noりrietc,
僕bokuはただhatada汽車kisyaにni乗noりrietc,
etc,etc,etc,………………