花吹雪はなふぶきの向むこうで 手てを振ふる人ひとがいる
やわらかな陽射ひざしの中なか 涙なみだぐむ人ひとがいる
泣ないたり笑わらったりが 時ときを巡めぐらせてきた
三年さんねんドラマも終おわり 喝采かっさいで幕まく降おりた
思おもい出でも制服せいふくも 脱ぬぎ捨すてて
住すみ慣なれた 少年しょうねんの日ひにおいてゆけ
今いまはただ夢ゆめだけ その身みにまとい
終おわりのない 旅路たびじにつけ
発車はっしゃのベルに振ふり向むく 街まちに灯あかりがゆれる
愛いとしい人々ひとびと達たちよ 笑顔えがおのままでいて
過すぎて行いく昨日きのうより 訪おとずれる明日あすがいい
夜汽車よぎしゃは 夜よるから朝あさへと 新あたらしい夢ゆめつなぐ
繰くり返かえす ことの出来できぬ青春せいしゅんよ
その街まちに 君きみだけの ドラマがある
残雪ざんせつに輝かがやく山やまに 背せを向むけて
終おわりのない 旅路たびじにつけ
ベルが鳴なる 幕開まくあけ告つげる
君きみの旅立たびだちに 乾杯かんぱい!
花吹雪hanafubukiのno向muこうでkoude 手teをwo振fuるru人hitoがいるgairu
やわらかなyawarakana陽射hizaしのshino中naka 涙namidaぐむgumu人hitoがいるgairu
泣naいたりitari笑waraったりがttariga 時tokiをwo巡meguらせてきたrasetekita
三年sannenドラマdoramaもmo終oわりwari 喝采kassaiでde幕maku降oりたrita
思omoいi出deもmo制服seifukuもmo 脱nuぎgi捨suててtete
住suみmi慣naれたreta 少年syounenのno日hiにおいてゆけnioiteyuke
今imaはただhatada夢yumeだけdake そのsono身miにまといnimatoi
終oわりのないwarinonai 旅路tabijiにつけnitsuke
発車hassyaのnoベルberuにni振fuりri向muくku 街machiにni灯akariがゆれるgayureru
愛itoしいshii人々hitobito達tachiよyo 笑顔egaoのままでいてnomamadeite
過suぎてgite行iくku昨日kinouよりyori 訪otozuれるreru明日asuがいいgaii
夜汽車yogisyaはha 夜yoruからkara朝asaへとheto 新ataraしいshii夢yumeつなぐtsunagu
繰kuりri返kaeすsu ことのkotono出来dekiぬnu青春seisyunよyo
そのsono街machiにni 君kimiだけのdakeno ドラマdoramaがあるgaaru
残雪zansetsuにni輝kagayaくku山yamaにni 背seをwo向muけてkete
終oわりのないwarinonai 旅路tabijiにつけnitsuke
ベルberuがga鳴naるru 幕開makuaけke告tsuげるgeru
君kimiのno旅立tabidaちにchini 乾杯kanpai!