三味しゃみを泣なかせて 自分じぶんも泣ないて
逢あえば傷きずつく 旅たびなのに
雪ゆきが 雪ゆきがさえぎる 小泊こどまり市浦しうら
ゆくえ知しれずの 恋こいを追おい
津軽つがるみちのく
ひとりさすらう 望郷ぼうきょうながれ唄うた
破やぶれ小袖こそでを 山背やませがあおる
うなる太棹ふとざお みだれ弾はじき
つらさ つらさ堪こたえて 生いきてくことが
男おとこなんだと 五所川原ごしょがわら
津軽つがるお岩木いわき 越こえていずこか 望郷ぼうきょうながれ唄うた
抱だいた三味線しゃみせん 三筋みすじの糸いとよ
惚ほれて一筋ひとすじ こころ糸いと
忘わすれ 忘わすれきれない 移うつり香がひとつ
水みずに流ながした 深浦ふかうらの 津軽つがる追分おいわけ
情なさけいとしい 望郷ぼうきょうながれ唄うた
三味syamiをwo泣naかせてkasete 自分jibunもmo泣naいてite
逢aえばeba傷kizuつくtsuku 旅tabiなのにnanoni
雪yukiがga 雪yukiがさえぎるgasaegiru 小泊kodomari市浦shiura
ゆくえyukue知shiれずのrezuno 恋koiをwo追oいi
津軽tsugaruみちのくmichinoku
ひとりさすらうhitorisasurau 望郷boukyouながれnagare唄uta
破yabuれre小袖kosodeをwo 山背yamaseがあおるgaaoru
うなるunaru太棹futozao みだれmidare弾hajiきki
つらさtsurasa つらさtsurasa堪kotaえてete 生iきてくことがkitekukotoga
男otokoなんだとnandato 五所川原gosyogawara
津軽tsugaruおo岩木iwaki 越koえていずこかeteizukoka 望郷boukyouながれnagare唄uta
抱daいたita三味線syamisen 三筋misujiのno糸itoよyo
惚hoれてrete一筋hitosuji こころkokoro糸ito
忘wasuれre 忘wasuれきれないrekirenai 移utsuりri香gaひとつhitotsu
水mizuにni流nagaしたshita 深浦fukauraのno 津軽tsugaru追分oiwake
情nasaけいとしいkeitoshii 望郷boukyouながれnagare唄uta