渡わたり鳥どり 北国きたぐにを 見みてきたろ
ふるさとの 夕焼ゆうやけは きれいだろ
さんま焼やく おふくろが けむたそうに
涙なみだふく あの姿すがた 見みえたろか
羽はねがあるなら この俺おれも
飛とんで行いきたい 帰かえりたい
渡わたり鳥どり ふるさとの あの娘こから
言付ことづけが なかったか 待まってると
あのときは さよならと 背せのびして
踏切ふみきりで 泣ないていた 花はなすすき
詫わびをみやげに 山やまの駅えき
夢ゆめで夜汽車よぎしゃを 走はしらせる
渡わたり鳥どり 人生じんせいも 旅たびだから
俺おれのこと 仲間なかまだと 呼よんでくれ
苦労くろう山ざん 涙なみだ川がわ また越こえて
幸しあわせを 探さがすのか 遠とおい空そら
逢あえば別わかれる さだめでも
胸むねを濡ぬらして しぐれ降ふる
渡wataりri鳥dori 北国kitaguniをwo 見miてきたろtekitaro
ふるさとのfurusatono 夕焼yuuyaけはkeha きれいだろkireidaro
さんまsanma焼yaくku おふくろがofukuroga けむたそうにkemutasouni
涙namidaふくfuku あのano姿sugata 見miえたろかetaroka
羽haneがあるならgaarunara このkono俺oreもmo
飛toんでnde行iきたいkitai 帰kaeりたいritai
渡wataりri鳥dori ふるさとのfurusatono あのano娘koからkara
言付kotoduけがkega なかったかnakattaka 待maってるとtteruto
あのときはanotokiha さよならとsayonarato 背seのびしてnobishite
踏切fumikiriでde 泣naいていたiteita 花hanaすすきsusuki
詫waびをみやげにbiwomiyageni 山yamaのno駅eki
夢yumeでde夜汽車yogisyaをwo 走hashiらせるraseru
渡wataりri鳥dori 人生jinseiもmo 旅tabiだからdakara
俺oreのことnokoto 仲間nakamaだとdato 呼yoんでくれndekure
苦労kurou山zan 涙namida川gawa またmata越koえてete
幸shiawaせをsewo 探sagaすのかsunoka 遠tooいi空sora
逢aえばeba別wakaれるreru さだめでもsadamedemo
胸muneをwo濡nuらしてrashite しぐれshigure降fuるru