急いそぎ足あし 走はしり抜ぬけた過去かこ、そして現在げんざい
その身みの置おき場所ばしょが見みつからないまま
こうやってあの頃ころ認みとめなかった方ほうへ
傾かたむいた理由りゆうはなんだったのでしょうね
巧うまく飾かざってしまう君きみの悪わるい癖くせ
言葉ことばで言いえない私わたしの悪わるい癖くせ
今日きょうも一ひとつ、また一ひとつ消きえると知しりながら
開ひらき直なおって胡座こざをかいた私わたしと違ちがって
諦あきらめなかったのが君きみの命いのちの美うつくしさの全すべて
ねぇ 少すこしは気付きづいていられたら
ねぇ 私わたしは君きみに何なにを話はなしたでしょうね
祈いのりの火ひ、灯ともし 握にぎりしめた手てのうちに
強つよく浮うかび上あがる
君きみにもあるそれが 私わたしを今いまも動うごかしている
ねぇ 少すこしは気付きづいていられたら
ねぇ 私わたしに今頃いまごろ何なにが言いえたでしょうね
こんな小ちいさな祈いのりの火ひ
一ひとつくらいじゃ何なにも変かわらないと
背せを丸まるめる私わたしを誰だれも攻せめたりはしない
「あなた」が今いま そうであるように
急isoぎgi足ashi 走hashiりri抜nuけたketa過去kako、そしてsoshite現在genzai
そのsono身miのno置oきki場所basyoがga見miつからないままtsukaranaimama
こうやってあのkouyatteano頃koro認mitoめなかったmenakatta方houへhe
傾katamuいたita理由riyuuはなんだったのでしょうねhanandattanodesyoune
巧umaくku飾kazaってしまうtteshimau君kimiのno悪waruいi癖kuse
言葉kotobaでde言iえないenai私watashiのno悪waruいi癖kuse
今日kyouもmo一hitoつtsu、またmata一hitoつtsu消kiえるとeruto知shiりながらrinagara
開hiraきki直naoってtte胡座kozaをかいたwokaita私watashiとto違chigaってtte
諦akiraめなかったのがmenakattanoga君kimiのno命inochiのno美utsukuしさのshisano全subeてte
ねぇnee 少sukoしはshiha気付kiduいていられたらiteiraretara
ねぇnee 私watashiはha君kimiにni何naniをwo話hanaしたでしょうねshitadesyoune
祈inoりのrino火hi、灯tomoしshi 握nigiりしめたrishimeta手teのうちにnouchini
強tsuyoくku浮uかびkabi上aがるgaru
君kimiにもあるそれがnimoarusorega 私watashiをwo今imaもmo動ugoかしているkashiteiru
ねぇnee 少sukoしはshiha気付kiduいていられたらiteiraretara
ねぇnee 私watashiにni今頃imagoro何naniがga言iえたでしょうねetadesyoune
こんなkonna小chiiさなsana祈inoりのrino火hi
一hitoつくらいじゃtsukuraija何naniもmo変kaわらないとwaranaito
背seをwo丸maruめるmeru私watashiをwo誰dareもmo攻seめたりはしないmetarihashinai
「あなたanata」がga今ima そうであるようにsoudearuyouni