そして二人ふたりは 海うみへ 行いったね
急いそいだ夏なつが 砂すなに 埋うもれていた
まるで子供こどものように 今いまは
波なみを追おいかけて
澄すんだ水みずに 手てを差さし出だして
ゆらめく 光ひかりを すくいあげながら
風かぜに吹ふかれていたい
そして二人ふたりは 毎日まいにち 逢あったね
あの公園こうえんは 今いまもかわらないよ
まるで子供こどものように 高たかく
ブランコをふんで
いつかまわりに夜よるが来きても
このまま ずっと ここに居いるんだと
自分じぶんに言いってみる
そして二人ふたりは一緒いっしょに暮くらしたね
そしてぼくから部屋へやを去さっていった
まるで子供こどものように 今いまは
ドアに鍵かぎをかけ
母ははの叫さけぶ声こえに答こたえもせず
ひとり部屋べやのなか 明あかりもつけず
壁かべにもたれていたい
そしてsoshite二人futariはha 海umiへhe 行iったねttane
急isoいだida夏natsuがga 砂sunaにni 埋uもれていたmoreteita
まるでmarude子供kodomoのようにnoyouni 今imaはha
波namiをwo追oいかけてikakete
澄suんだnda水mizuにni 手teをwo差saしshi出daしてshite
ゆらめくyurameku 光hikariをwo すくいあげながらsukuiagenagara
風kazeにni吹fuかれていたいkareteitai
そしてsoshite二人futariはha 毎日mainichi 逢aったねttane
あのano公園kouenはha 今imaもかわらないよmokawaranaiyo
まるでmarude子供kodomoのようにnoyouni 高takaくku
ブランコburankoをふんでwofunde
いつかまわりにitsukamawarini夜yoruがga来kiてもtemo
このままkonomama ずっとzutto ここにkokoni居iるんだとrundato
自分jibunにni言iってみるttemiru
そしてsoshite二人futariはha一緒issyoにni暮kuraしたねshitane
そしてぼくからsoshitebokukara部屋heyaをwo去saっていったtteitta
まるでmarude子供kodomoのようにnoyouni 今imaはha
ドアdoaにni鍵kagiをかけwokake
母hahaのno叫sakeぶbu声koeにni答kotaえもせずemosezu
ひとりhitori部屋beyaのなかnonaka 明aかりもつけずkarimotsukezu
壁kabeにもたれていたいnimotareteitai