宵待よいまちの 花はなひとつ
面影おもかげ似にて 君きみが胸むねによみがえる
やわ肌はだの 香かぐわしさ
おさなさまだ残のこる しぐさいじらしく
さすらいの宿やどに たどりつけば
ひとりの枕まくら 悲かなしくて
宵待よいまち 夜よる待まち 酔よいどれ待まち
想おもい出でだけを 口くちずさむ
散ちる花はなに 吹ふく風かぜの
嘆なげきに似にて 恋こいはいつも儚はかなくて
たそがれの窓まどに 頬ほおをよせて
盃さかずきだけが 恋こいしくて
宵待よいまち 夜よる待まち 酔よいどれ待まち
想おもい出でだけを 口くちずさむ
流ながれ行いく 川かわの水みず
季節きせつはもういくつ 過すぎてしまったか
宵待yoimaちのchino 花hanaひとつhitotsu
面影omokage似niてte 君kimiがga胸muneによみがえるniyomigaeru
やわyawa肌hadaのno 香kaguwaしさshisa
おさなさまだosanasamada残nokoるru しぐさいじらしくshigusaijirashiku
さすらいのsasuraino宿yadoにni たどりつけばtadoritsukeba
ひとりのhitorino枕makura 悲kanaしくてshikute
宵待yoimaちchi 夜yoru待maちchi 酔yoいどれidore待maちchi
想omoいi出deだけをdakewo 口kuchiずさむzusamu
散chiるru花hanaにni 吹fuくku風kazeのno
嘆nageきにkini似niてte 恋koiはいつもhaitsumo儚hakanaくてkute
たそがれのtasogareno窓madoにni 頬hooをよせてwoyosete
盃sakazukiだけがdakega 恋koiしくてshikute
宵待yoimaちchi 夜yoru待maちchi 酔yoいどれidore待maちchi
想omoいi出deだけをdakewo 口kuchiずさむzusamu
流nagaれre行iくku 川kawaのno水mizu
季節kisetsuはもういくつhamouikutsu 過suぎてしまったかgiteshimattaka