脆弱ぜいじゃくで不確実ふかくじつな 透すき通とおる空虚くうきょの渦うず
自分じぶんさえ判わからないまま 消きえそうな中なかで
大切たいせつな物ものを二度にどと 手放てばなしたりしないよう
バラバラになりかけてた この魂たましい震ふるわせ叫さけぶの
「応こたえて、どこにいるの」懼おそれず走はしり続つづける
必かならず巡めぐり逢あうよ 久遠くおんの闇やみさえも抜ぬけて
触ふれながらあなたを識しる 魂たましいの色いろや形かたち
触ふれながらわたしは識しる 融とけあう存在そんざい
分わかち合あう喜怒哀楽きどあいらく だからこそ拒こばめなくて
呪のろいにも似にた想おもいが この残酷ざんこくさを甘あまく赦ゆるす
罪深つみぶかいふたりはただ 何なにもせず見みつめていた
沢山たくさんの煌きらめく灯ひが 緩ゆるやかに失うせては滅きえる
いま新あらたないのちを紡つむいで
透すき通とおる空虚くうきょの渦うず 確たしかなあなたとわたし
何なにも無ない世界せかいならば これから創つくり出だせばいい
「何時いつでも、ここにいるよ」懼おそれず走はしり続つづけよう
必かならず辿たどり付つける 悠久ゆうきゅうの謎なぞさえも超こえて
数多あまたの此こ境きょうへ旅立たびだとう
脆弱zeijakuでde不確実fukakujitsuなna 透suきki通tooるru空虚kuukyoのno渦uzu
自分jibunさえsae判wakaらないままranaimama 消kiえそうなesouna中nakaでde
大切taisetsuなna物monoをwo二度nidoとto 手放tebanaしたりしないようshitarishinaiyou
バラバラbarabaraになりかけてたninarikaketeta このkono魂tamashii震furuわせwase叫sakeぶのbuno
「応kotaえてete、どこにいるのdokoniiruno」懼osoれずrezu走hashiりri続tsuduけるkeru
必kanaraずzu巡meguりri逢aうよuyo 久遠kuonのno闇yamiさえもsaemo抜nuけてkete
触fuれながらあなたをrenagaraanatawo識shiるru 魂tamashiiのno色iroやya形katachi
触fuれながらわたしはrenagarawatashiha識shiるru 融toけあうkeau存在sonzai
分waかちkachi合aうu喜怒哀楽kidoairaku だからこそdakarakoso拒kobaめなくてmenakute
呪noroいにもinimo似niたta想omoいがiga このkono残酷zankokuさをsawo甘amaくku赦yuruすsu
罪深tsumibukaいふたりはただifutarihatada 何naniもせずmosezu見miつめていたtsumeteita
沢山takusanのno煌kirameくku灯hiがga 緩yuruやかにyakani失uせてはseteha滅kieるru
いまima新araたないのちをtanainochiwo紡tsumuいでide
透suきki通tooるru空虚kuukyoのno渦uzu 確tashiかなあなたとわたしkanaanatatowatashi
何naniもmo無naいi世界sekaiならばnaraba これからkorekara創tsukuりri出daせばいいsebaii
「何時itsuでもdemo、ここにいるよkokoniiruyo」懼osoれずrezu走hashiりri続tsuduけようkeyou
必kanaraずzu辿tadoりri付tsuけるkeru 悠久yuukyuuのno謎nazoさえもsaemo超koえてete
数多amataのno此ko境kyouへhe旅立tabidaとうtou