君きみが生うまれたあの日ひ 僕ぼくは君きみに手紙てがみを書かいた
窓まどの外そとは吹雪ふぶき 寒さむい朝あさだった
白しろい空そらを見上みあげて 僕ぼくは言葉ことばをさがした
あふれる想おもいそれは うれしさと何故なぜか涙なみだ
強つよくなくてもいい 熱あつい心こころを持もて
幸しあわせばかり追おいかけるな 思おもいきり今日きょうを生いきてゆけ
初はじめて歩あるいたあの日ひ 僕ぼくは思おもわず祈いのった
小ちいさな手てを離はなして 君きみを見守みまもりながら
運うんのいいやつになれ 太陽たいようを味方みかたにして
誰だれも君きみを守まもれない 君きみだけの人生じんせいだから
時ときの流ながれがいつの間まにか 君きみを大人おとなにしてゆくだろう
急いそがずに恐おそれずに つまずきながら歩あるいてゆけ
二十歳はたちになった今日きょう 贈おくる言葉ことばが見みつからない
静しずかに盃さかずきを上あげて 君きみを送おくり出だそう
海うみはあまりに広ひろく 舟ふねはちっぽけだ
風かぜをいっぱい帆ほに受うけて 外海そとうみへひとり出でてゆけ
時ときの流ながれがいつの間まにか 君きみを大人おとなにしてゆくだろう
急いそがずに恐おそれずに つまずきながら歩あるいてゆけ
急いそがずに恐おそれずに つまずいても歩あるいてゆけ
君kimiがga生uまれたあのmaretaano日hi 僕bokuはha君kimiにni手紙tegamiをwo書kaいたita
窓madoのno外sotoはha吹雪fubuki 寒samuいi朝asaだったdatta
白shiroいi空soraをwo見上miaげてgete 僕bokuはha言葉kotobaをさがしたwosagashita
あふれるafureru想omoいそれはisoreha うれしさとureshisato何故nazeかka涙namida
強tsuyoくなくてもいいkunakutemoii 熱atsuいi心kokoroをwo持moてte
幸shiawaせばかりsebakari追oいかけるなikakeruna 思omoいきりikiri今日kyouをwo生iきてゆけkiteyuke
初hajiめてmete歩aruいたあのitaano日hi 僕bokuはha思omoわずwazu祈inoったtta
小chiiさなsana手teをwo離hanaしてshite 君kimiをwo見守mimamoりながらrinagara
運unのいいやつになれnoiiyatsuninare 太陽taiyouをwo味方mikataにしてnishite
誰dareもmo君kimiをwo守mamoれないrenai 君kimiだけのdakeno人生jinseiだからdakara
時tokiのno流nagaれがいつのregaitsuno間maにかnika 君kimiをwo大人otonaにしてゆくだろうnishiteyukudarou
急isoがずにgazuni恐osoれずにrezuni つまずきながらtsumazukinagara歩aruいてゆけiteyuke
二十歳hatachiになったninatta今日kyou 贈okuるru言葉kotobaがga見miつからないtsukaranai
静shizuかにkani盃sakazukiをwo上aげてgete 君kimiをwo送okuりri出daそうsou
海umiはあまりにhaamarini広hiroくku 舟funeはちっぽけだhachippokeda
風kazeをいっぱいwoippai帆hoにni受uけてkete 外海sotoumiへひとりhehitori出deてゆけteyuke
時tokiのno流nagaれがいつのregaitsuno間maにかnika 君kimiをwo大人otonaにしてゆくだろうnishiteyukudarou
急isoがずにgazuni恐osoれずにrezuni つまずきながらtsumazukinagara歩aruいてゆけiteyuke
急isoがずにgazuni恐osoれずにrezuni つまずいてもtsumazuitemo歩aruいてゆけiteyuke