振ふりむくな 振ふりむくな
みれんになるから 振ふりむくな
雨あめの港みなとで すがるおまえを抱だきよせて
しのび発だち
さらば故郷ふるさと 夜明よあけの出船でふね
明日あすがある 明日あすがある
潮路しおじの彼方かなたに 明日あすがある
どこへ往ゆこうと 誰だれが不幸ふこうにするものか
いのちがけ
空そらをみあげる 夜明よあけの出船でふね
離はなれるな 離はなれるな
死しんでも俺おれから 離はなれるな
船ふねが軋きしめば こころ細ぼそいとせつな気げに
すすり泣なく
愛あいがみちづれ 夜明よあけの出船でふね
振fuりむくなrimukuna 振fuりむくなrimukuna
みれんになるからmirenninarukara 振fuりむくなrimukuna
雨ameのno港minatoでde すがるおまえをsugaruomaewo抱daきよせてkiyosete
しのびshinobi発daちchi
さらばsaraba故郷furusato 夜明yoaけのkeno出船defune
明日asuがあるgaaru 明日asuがあるgaaru
潮路shiojiのno彼方kanataにni 明日asuがあるgaaru
どこへdokohe往yuこうとkouto 誰dareがga不幸fukouにするものかnisurumonoka
いのちがけinochigake
空soraをみあげるwomiageru 夜明yoaけのkeno出船defune
離hanaれるなreruna 離hanaれるなreruna
死shiんでもndemo俺oreからkara 離hanaれるなreruna
船funeがga軋kishiめばmeba こころkokoro細bosoいとせつなitosetsuna気geにni
すすりsusuri泣naくku
愛aiがみちづれgamichidure 夜明yoaけのkeno出船defune