花燃えて 歌詞 服部浩子,影山時則 ふりがな付

(女おんな)花はなを手折たおれば この指ゆびに
(女おんな)傷いたみがはしった 日暮ひぐれ坂さか
(女おんな)逢あいたい逢あえない 曼珠沙華まんじゅしゃげ
(女おんな)燃もえて咲さくのは 誰だれのため

(男おとこ)忘わすれられない ひとなのに
(男おとこ)忘わすれたふりする 身みがつらい
(男おとこ)あなたと一緒いっしょに なれぬなら
(男おとこ)くれた情なさけを 恨うらみます

(女おんな)募つのる想おもいの 夕暮ゆうぐれは
(女おんな)泣なかずにいようと 決きめたのに
(女おんな)あなたの夢ゆめみて 目覚めざめれば
(女おんな)夜よるが涙なみだを また誘さそう

(男おとこ)惚ほれた女おんなの わがままか
(男おとこ)今いまでもひとりで いて欲ほしい
(男おとこ)化粧けしょうを落おとして 手鏡てかがみに
(男おとこ)未練みれんごころを 映うつす夜よる

(男女だんじょ)沈しずむ夕陽ゆうひに 身みを灼やいて
(男女だんじょ)夕ゆうべに夜露よつゆを 宿やどらせる
(男女だんじょ)命いのちの限かぎりに 咲さいて散ちる
(男女だんじょ)花はなは女おんなの 写うつし絵えか