放課後ほうかごにこっそり君きみを呼よび出だしてさ
夏なつの夜よるの約束やくそくをしたかったんだ
だけど君きみの照てれ臭くさそうな顔かおを見みると
計画けいかくはあっという間まに消きえた
季節きせつが味方みかたする片想かたおもい 置おいていかれないように背伸せのびをした
君きみのために恋こいの花火はなびが上あがる
ドクンと音おとをたてて この胸むねに花はなが咲さく
笑わらうたびに少すこし臆病おくびょうになる
そんな私わたしをただ見みている いぢらしい夏なつよ
グランドに光ひかる汗あせを身みにまとった
誰だれよりも輝かがやく君きみを見みつけた
その日ひから誰だれもいない教室きょうしつで
こっそり恋焦こいこがれてきた
初はじめての会話響かいわひびく鼓動こどう 切きりすぎた前髪まえがみを気きにしながら
小ちいさな恋こいポケットに隠かくしてる
はみ出ださないように 気付きづかれないように
もしも知しれば君きみは何なんて言いうだろう
夢中むちゅうな私わたしをただ見みている いぢらしい太陽たいよう
帰かえり道みち 蝉時雨せみしぐれ 見慣みなれた背中せなか
駆かけ寄よった 君きみは言いったんだ
「花火はなびを見みよう」
好すきって言葉ことばじゃ足たりない程ほどの恋こい
ドカンと音おとをたてて この夜空よぞらに花はなが咲さく
笑わらうたびに少すこし素直すなおになれる
そんな 2人ふたりをただ見みている
いぢらしくも 愛いとしい夏なつよ
放課後houkagoにこっそりnikossori君kimiをwo呼yoびbi出daしてさshitesa
夏natsuのno夜yoruのno約束yakusokuをしたかったんだwoshitakattanda
だけどdakedo君kimiのno照teれre臭kusaそうなsouna顔kaoをwo見miるとruto
計画keikakuはあっというhaattoiu間maにni消kiえたeta
季節kisetsuがga味方mikataするsuru片想kataomoいi 置oいていかれないようにiteikarenaiyouni背伸senoびをしたbiwoshita
君kimiのためにnotameni恋koiのno花火hanabiがga上aがるgaru
ドクンdokunとto音otoをたててwotatete このkono胸muneにni花hanaがga咲saくku
笑waraうたびにutabini少sukoしshi臆病okubyouになるninaru
そんなsonna私watashiをただwotada見miているteiru いぢらしいijirashii夏natsuよyo
グランドgurandoにni光hikaるru汗aseをwo身miにまとったnimatotta
誰dareよりもyorimo輝kagayaくku君kimiをwo見miつけたtsuketa
そのsono日hiからkara誰dareもいないmoinai教室kyoushitsuでde
こっそりkossori恋焦koikoがれてきたgaretekita
初hajiめてのmeteno会話響kaiwahibiくku鼓動kodou 切kiりすぎたrisugita前髪maegamiをwo気kiにしながらnishinagara
小chiiさなsana恋koiポケットpokettoにni隠kakuしてるshiteru
はみhami出daさないようにsanaiyouni 気付kiduかれないようにkarenaiyouni
もしもmoshimo知shiればreba君kimiはha何nanてte言iうだろうudarou
夢中muchuuなna私watashiをただwotada見miているteiru いぢらしいijirashii太陽taiyou
帰kaeりri道michi 蝉時雨semishigure 見慣minaれたreta背中senaka
駆kaけke寄yoったtta 君kimiはha言iったんだttanda
「花火hanabiをwo見miようyou」
好suきってkitte言葉kotobaじゃja足taりないrinai程hodoのno恋koi
ドカンdokanとto音otoをたててwotatete このkono夜空yozoraにni花hanaがga咲saくku
笑waraうたびにutabini少sukoしshi素直sunaoになれるninareru
そんなsonna 2人futariをただwotada見miているteiru
いぢらしくもijirashikumo 愛itoしいshii夏natsuよyo