海うみが母ははなれば この空そらは父ちちのごとく
この世よに授さずかった わが身みの尊とうとさよ
めぐる四季しきだけが 生いきている道標みちしるべならば
せめて夢ゆめに咲さき 老おいて星ほしに散ちれ
母はは人びとよ いまも恋こいしく 花はなに似にた
優やさしき あなたの匂におい
時ときよ つれて帰かえれ
あなたのあたたかき胸むねに
人ひとの儚はかなさは 朝露あさつゆに生うまれ落おちて
夕ゆうべは悲かなしみの 涙なみだに暮くれてゆく
熱あつきこの胸むねも いつの日ひか雪ゆきに凍こおり
今日きょうを何故なぜ急いそぎ どこへ帰かえるのか
父ちち人びとよ いまだ未熟みじゅくで
盛夏せいかの日ひの 青雲せいうんより あなたは高たかく
時ときよ 語かたりかけて
あなたの教おしえのように…
母はは人びとよ いまも恋こいしく 花はなに似にた
優やさしき あなたの匂におい
時ときよ つれて帰かえれ
あなたのあたたかき胸むねに
あなたのあたたかき胸むねに
海umiがga母hahaなればnareba このkono空soraはha父chichiのごとくnogotoku
このkono世yoにni授sazuかったkatta わがwaga身miのno尊toutoさよsayo
めぐるmeguru四季shikiだけがdakega 生iきているkiteiru道標michishirubeならばnaraba
せめてsemete夢yumeにni咲saきki 老oいてite星hoshiにni散chiれre
母haha人bitoよyo いまもimamo恋koiしくshiku 花hanaにni似niたta
優yasaしきshiki あなたのanatano匂nioいi
時tokiよyo つれてtsurete帰kaeれre
あなたのあたたかきanatanoatatakaki胸muneにni
人hitoのno儚hakanaさはsaha 朝露asatsuyuにni生uまれmare落oちてchite
夕yuuべはbeha悲kanaしみのshimino 涙namidaにni暮kuれてゆくreteyuku
熱atsuきこのkikono胸muneもmo いつのitsuno日hiかka雪yukiにni凍kooりri
今日kyouをwo何故naze急isoぎgi どこへdokohe帰kaeるのかrunoka
父chichi人bitoよyo いまだimada未熟mijukuでde
盛夏seikaのno日hiのno 青雲seiunよりyori あなたはanataha高takaくku
時tokiよyo 語kataりかけてrikakete
あなたのanatano教oshiえのようにenoyouni…
母haha人bitoよyo いまもimamo恋koiしくshiku 花hanaにni似niたta
優yasaしきshiki あなたのanatano匂nioいi
時tokiよyo つれてtsurete帰kaeれre
あなたのあたたかきanatanoatatakaki胸muneにni
あなたのあたたかきanatanoatatakaki胸muneにni