長ながい坂道さかみち 約束やくそくの海岸かいがん
君きみが来くるまでセリフの練習れんしゅう
少すこし遅おくれて ごまかす笑顔えがお
指ゆびさす 青あおい海うみ
はじまる 今年ことしの夏なつ
風かぜに飛とばされた 君きみの浮輪うきわ 追おいかけた
かっこつけた 僕ぼくのすがた 君きみにどう写うつるの?
二度にどとは おとずれぬ 十六度目じゅうろくどめの夏なつ
波なみの音おとに隠かくし君きみを 「好すきだ」と言いった
泳およぎ疲つかれて 帰かえりの登のぼり道みち
少すこし はなれて セリフを探さがすよ
夕焼ゆうやけを待まち 影法師かげぼうしの時とき
後少あとすこし 伸のびれば
君きみと肩かた 並ならべられる
君きみを呼よびすてに してみたいけれど
嫌きらわれるくらいなら 今いまの「さん」付づけでいい
二度にどとは おとずれぬ 十六度目じゅうろくどめの夏なつ
君きみの笑顔えがおに手てを振ふって 急いそぎ足あしで帰かえる
長nagaいi坂道sakamichi 約束yakusokuのno海岸kaigan
君kimiがga来kuるまでrumadeセリフserifuのno練習rensyuu
少sukoしshi遅okuれてrete ごまかすgomakasu笑顔egao
指yubiさすsasu 青aoいi海umi
はじまるhajimaru 今年kotoshiのno夏natsu
風kazeにni飛toばされたbasareta 君kimiのno浮輪ukiwa 追oいかけたikaketa
かっこつけたkakkotsuketa 僕bokuのすがたnosugata 君kimiにどうnidou写utsuるのruno?
二度nidoとはtoha おとずれぬotozurenu 十六度目juurokudomeのno夏natsu
波namiのno音otoにni隠kakuしshi君kimiをwo 「好suきだkida」とto言iったtta
泳oyoぎgi疲tsukaれてrete 帰kaeりのrino登noboりri道michi
少sukoしshi はなれてhanarete セリフserifuをwo探sagaすよsuyo
夕焼yuuyaけをkewo待maちchi 影法師kageboushiのno時toki
後少atosukoしshi 伸noびればbireba
君kimiとto肩kata 並naraべられるberareru
君kimiをwo呼yoびすてにbisuteni してみたいけれどshitemitaikeredo
嫌kiraわれるくらいならwarerukurainara 今imaのno「さんsan」付duけでいいkedeii
二度nidoとはtoha おとずれぬotozurenu 十六度目juurokudomeのno夏natsu
君kimiのno笑顔egaoにni手teをwo振fuってtte 急isoぎgi足ashiでde帰kaeるru