涙なみだの頃ころは過すぎて
明日あすは今日きょうも始はじまり
散ちりゆくそれも運命さだめ
なつかしゃ 島影遠しまかげとおく
風かぜよ 天あまつ風かぜよ
いくつ時代越じだいこえて
熱あつき想おもいを
あの空そらに眠ねむらせる
過あやまちさえも希望きぼうに変かえて
流ながれのままに歩あゆみを重かさね
現うつし身一みひとつ携たずえたまま
私わたしは生いきている
小ちいさき者ものへ弛たゆまぬ愛あいを
過すぎ去さる者ものへ安やすらぎの日ひを
吹ふく風かぜの中行なかゆきつ戻もどりつ
それが人ひとの運命さだめ
寄よせ返かえす白波しらなみの向むこうへ
消きえ去さりゆく風かぜの御霊みたま
喜よろこびごとその身みとして
一片ひとひらの花はなは散ちる
幾年月いくとしつきを刹那せつなに変かえて
流ながれをままに讃たたえし水面みなも
御覧ごらん、世界せかいは美うつくしい
あなたは生いきている
小ちいさき者ものへ弛たゆまぬ愛あいを
過すぎ去さる者ものへ安やすらぎの日ひを
言ゆうは容易たやすくならば言ゆうまで
風かぜよ 唄うたを運はこべ
涙namidaのno頃koroはha過suぎてgite
明日asuはha今日kyouもmo始hajiまりmari
散chiりゆくそれもriyukusoremo運命sadame
なつかしゃnatsukasya 島影遠shimakagetooくku
風kazeよyo 天amaつtsu風kazeよyo
いくつikutsu時代越jidaikoえてete
熱atsuきki想omoいをiwo
あのano空soraにni眠nemuらせるraseru
過ayamaちさえもchisaemo希望kibouにni変kaえてete
流nagaれのままにrenomamani歩ayuみをmiwo重kasaねne
現utsuしshi身一mihitoつtsu携tazuえたままetamama
私watashiはha生iきているkiteiru
小chiiさきsaki者monoへhe弛tayuまぬmanu愛aiをwo
過suぎgi去saるru者monoへhe安yasuらぎのragino日hiをwo
吹fuくku風kazeのno中行nakayuきつkitsu戻modoりつritsu
それがsorega人hitoのno運命sadame
寄yoせse返kaeすsu白波shiranamiのno向muこうへkouhe
消kiえe去saりゆくriyuku風kazeのno御霊mitama
喜yorokoびごとそのbigotosono身miとしてtoshite
一片hitohiraのno花hanaはha散chiるru
幾年月ikutoshitsukiをwo刹那setsunaにni変kaえてete
流nagaれをままにrewomamani讃tataえしeshi水面minamo
御覧goran、世界sekaiはha美utsukuしいshii
あなたはanataha生iきているkiteiru
小chiiさきsaki者monoへhe弛tayuまぬmanu愛aiをwo
過suぎgi去saるru者monoへhe安yasuらぎのragino日hiをwo
言yuうはuha容易tayasuくならばkunaraba言yuうまでumade
風kazeよyo 唄utaをwo運hakoべbe