なんでも必死ひっしにやってきた
かたっぱしから飛とびついた
やって良よい事ことと悪わるい事こと
そうやって学まなんだ10代だい
今いまよりもずっと若わかくて
その名なの通とおり向むこう見みずで
怖こわいものを知しるまでずっと
怖こわいもの知しらずだった
だいたい何なにがダメな事ことで
一体いったい何なにが良いい事ことか
ノートに書かき写うつすだけじゃ
分わからないだろう?
あの夜よる鍵かぎがかかった
プールに忍しのび込こんで
着きてるもの全部ぜんぶ脱ぬいで
火照ほてる体からだ冷ひやしたっけ
声こえも出ださず音おとも立たてず
水みずに濡ぬれながら見みた夜空よぞらに
猫ねこの爪つめみたいな月つきが
やけに綺麗きれいだった事ことを
君きみも覚おぼえてるだろ?
こんなにも過去かこは鮮あざやかに
確たしかなものとしてそこにある
だけど僕ぼくはやっぱりずっと
不確ふたしかな今いまが好すきだ
まだ何なにも決きまってない
どこへ向むかうかも分わからない
分わからない分ぶん希望きぼうを
捨すてなくても良よい
その都度つど何なにがダメな事ことで
一体いったい何なにが良よい事ことか
本当ほんとうの事こと衝撃しょうげきと共ともに
わかっていくんだ
あの夜よる鍵かぎがかかった
プールに忍しのび込こんで
着きてるもの全部ぜんぶ脱ぬいで
息いきを殺ころし泳およいだっけ
気きづいた見回みまわりのライト
あわてて濡ぬれたまま服ふくを着きて
フェンスを乗のり越こえて逃にげた
その場所ばしょは二度にどと
僕ぼくらが行いかない場所ばしょ
だいたい何なにがダメな事ことで
一体いったい何なにが良いい事ことか
ノートに書かき写うつすだけじゃ
分わからないだろう?
あの夜よる鍵かぎがかかった
プールに忍しのび込こんで
着きてるもの全部ぜんぶ脱ぬいで
火照ほてる体からだ冷ひやしたっけ
声こえも出ださず音おとも立たてず
水みずに濡ぬれながら見みた夜空よぞらに
猫ねこの爪つめみたいな月つきが
やけに綺麗きれいだった事ことを
君きみも覚おぼえてるだろ?
細ほそく鋭するどく尖とがった
僕ぼくらのような月つきを
なんでもnandemo必死hisshiにやってきたniyattekita
かたっぱしからkatappashikara飛toびついたbitsuita
やってyatte良yoいi事kotoとto悪waruいi事koto
そうやってsouyatte学manaんだnda10代dai
今imaよりもずっとyorimozutto若wakaくてkute
そのsono名naのno通tooりri向muこうkou見miずでzude
怖kowaいものをimonowo知shiるまでずっとrumadezutto
怖kowaいものimono知shiらずだったrazudatta
だいたいdaitai何naniがgaダメdameなna事kotoでde
一体ittai何naniがga良iいi事kotoかka
ノnoートtoにni書kaきki写utsuすだけじゃsudakeja
分waからないだろうkaranaidarou?
あのano夜yoru鍵kagiがかかったgakakatta
プpuールruにni忍shinoびbi込koんでnde
着kiてるものterumono全部zenbu脱nuいでide
火照hoteるru体karada冷hiやしたっけyashitakke
声koeもmo出daさずsazu音otoもmo立taてずtezu
水mizuにni濡nuれながらrenagara見miたta夜空yozoraにni
猫nekoのno爪tsumeみたいなmitaina月tsukiがga
やけにyakeni綺麗kireiだったdatta事kotoをwo
君kimiもmo覚oboえてるだろeterudaro?
こんなにもkonnanimo過去kakoはha鮮azaやかにyakani
確tashiかなものとしてそこにあるkanamonotoshitesokoniaru
だけどdakedo僕bokuはやっぱりずっとhayapparizutto
不確futashiかなkana今imaがga好suきだkida
まだmada何naniもmo決kiまってないmattenai
どこへdokohe向muかうかもkaukamo分waからないkaranai
分waからないkaranai分bun希望kibouをwo
捨suてなくてもtenakutemo良yoいi
そのsono都度tsudo何naniがgaダメdameなna事kotoでde
一体ittai何naniがga良yoいi事kotoかka
本当hontouのno事koto衝撃syougekiとto共tomoにni
わかっていくんだwakatteikunda
あのano夜yoru鍵kagiがかかったgakakatta
プpuールruにni忍shinoびbi込koんでnde
着kiてるものterumono全部zenbu脱nuいでide
息ikiをwo殺koroしshi泳oyoいだっけidakke
気kiづいたduita見回mimawaりのrinoライトraito
あわててawatete濡nuれたままretamama服fukuをwo着kiてte
フェンスfensuをwo乗noりri越koえてete逃niげたgeta
そのsono場所basyoはha二度nidoとto
僕bokuらがraga行iかないkanai場所basyo
だいたいdaitai何naniがgaダメdameなna事kotoでde
一体ittai何naniがga良iいi事kotoかka
ノnoートtoにni書kaきki写utsuすだけじゃsudakeja
分waからないだろうkaranaidarou?
あのano夜yoru鍵kagiがかかったgakakatta
プpuールruにni忍shinoびbi込koんでnde
着kiてるものterumono全部zenbu脱nuいでide
火照hoteるru体karada冷hiやしたっけyashitakke
声koeもmo出daさずsazu音otoもmo立taてずtezu
水mizuにni濡nuれながらrenagara見miたta夜空yozoraにni
猫nekoのno爪tsumeみたいなmitaina月tsukiがga
やけにyakeni綺麗kireiだったdatta事kotoをwo
君kimiもmo覚oboえてるだろeterudaro?
細hosoくku鋭surudoくku尖togaったtta
僕bokuらのようなranoyouna月tsukiをwo