そのままの君きみが好すきだから
冬空ふゆぞらに笑わらう花はなとあれ
ありのまま生いきて 泣なかないで
たとえ落おとした一滴ひとしずくも 春はるにつなぐ
ある日ひ 夜中よなかに電話でんわが カバンの中なかで楽たのしく鳴なってる
「なんだ こんな時間じかんに 久ひさしぶりだな 元気げんきか?」
「たまたま近所きんじょまで来きたから 少すこし会あえない?」て 泣ないてる
受話器じゅわきの向むこう 寒さむそうに
白しろい息吐いきはきながら 君きみは 優やさしく僕ぼくにこう伝つたえる
「今いまの私わたしは 空回からまわりして 不安ふあんになる」
そのままの君きみが好すきだから
冬空ふゆぞらに笑わらう花はなとあれ
ありのまま生いきて 泣なかないで
たとえ落おとした一滴ひとしずくも 春はるにつなぐ
あの日ひ 近所きんじょの公園こうえん ブランコに腰掛こしかけて 嘆なげいていた
「そんな顔かおしてたら 幸しあわせが逃にげちまうぞ!」
「確たしかにそうかもしれない でもね 逃にげる幸しあわせすらない」
涙目なみだめで鼻はなすすリ
少すこし大人おとなになってた 君きみは 優やさしく僕ぼくにこう尋たずねる
「今いまの私わたしは あなたから見みて どう見みえる?」
そのままの君きみが好すきだから
冬空ふゆぞらに笑わらう花はなとあれ
ありのまま生いきて 泣なかないで
たとえ落おとした一滴ひとしずくも 春はるにつなぐ
当あたり前まえの毎日まいにちが 当あたり前まえに過すぎてく
負まけた過去かこや別わかれに
立たち止どまる日ひが来きても
このままでいいかと 悩なやむ日ひも
わがままに生いきて 悔くやむ日ひも
誰だれかのために生いきて 逝いけば
優やさしさと知しり 咲さく花はなだから
そのままの君きみが好すきだから
冬空ふゆぞらに笑わらう花はなとあれ
ありのまま生いきて 泣なかないで
たとえ落おとした一滴ひとしずくも 春はるにつなぐ
そのままのsonomamano君kimiがga好suきだからkidakara
冬空fuyuzoraにni笑waraうu花hanaとあれtoare
ありのままarinomama生iきてkite 泣naかないでkanaide
たとえtatoe落oとしたtoshita一滴hitoshizukuもmo 春haruにつなぐnitsunagu
あるaru日hi 夜中yonakaにni電話denwaがga カバンkabanのno中nakaでde楽tanoしくshiku鳴naってるtteru
「なんだnanda こんなkonna時間jikanにni 久hisaしぶりだなshiburidana 元気genkiかka?」
「たまたまtamatama近所kinjoまでmade来kiたからtakara 少sukoしshi会aえないenai?」てte 泣naいてるiteru
受話器juwakiのno向muこうkou 寒samuそうにsouni
白shiroいi息吐ikihaきながらkinagara 君kimiはha 優yasaしくshiku僕bokuにこうnikou伝tsutaえるeru
「今imaのno私watashiはha 空回karamawaりしてrishite 不安fuanになるninaru」
そのままのsonomamano君kimiがga好suきだからkidakara
冬空fuyuzoraにni笑waraうu花hanaとあれtoare
ありのままarinomama生iきてkite 泣naかないでkanaide
たとえtatoe落oとしたtoshita一滴hitoshizukuもmo 春haruにつなぐnitsunagu
あのano日hi 近所kinjoのno公園kouen ブランコburankoにni腰掛koshikaけてkete 嘆nageいていたiteita
「そんなsonna顔kaoしてたらshitetara 幸shiawaせがsega逃niげちまうぞgechimauzo!」
「確tashiかにそうかもしれないkanisoukamoshirenai でもねdemone 逃niげるgeru幸shiawaせすらないsesuranai」
涙目namidameでde鼻hanaすすsusuリri
少sukoしshi大人otonaになってたninatteta 君kimiはha 優yasaしくshiku僕bokuにこうnikou尋tazuねるneru
「今imaのno私watashiはha あなたからanatakara見miてte どうdou見miえるeru?」
そのままのsonomamano君kimiがga好suきだからkidakara
冬空fuyuzoraにni笑waraうu花hanaとあれtoare
ありのままarinomama生iきてkite 泣naかないでkanaide
たとえtatoe落oとしたtoshita一滴hitoshizukuもmo 春haruにつなぐnitsunagu
当aたりtari前maeのno毎日mainichiがga 当aたりtari前maeにni過suぎてくgiteku
負maけたketa過去kakoやya別wakaれにreni
立taちchi止doまるmaru日hiがga来kiてもtemo
このままでいいかとkonomamadeiikato 悩nayaむmu日hiもmo
わがままにwagamamani生iきてkite 悔kuyaむmu日hiもmo
誰dareかのためにkanotameni生iきてkite 逝iけばkeba
優yasaしさとshisato知shiりri 咲saくku花hanaだからdakara
そのままのsonomamano君kimiがga好suきだからkidakara
冬空fuyuzoraにni笑waraうu花hanaとあれtoare
ありのままarinomama生iきてkite 泣naかないでkanaide
たとえtatoe落oとしたtoshita一滴hitoshizukuもmo 春haruにつなぐnitsunagu