冬ふゆの寝室しんしつでは、窓まどに文字もじを書かいて遊あそぶ子供達こどもたち。
ゆっくり大人おとなになった。
風呂ふろに炎ほのおを灯ともし、理由りゆうも無なく笑わらえる。
空そらもろくに飛とべないが、ゆっくり大人おとなになった。
階段かいだんを上あがる音おとが聞きこえて。「ぎしぎし」と。
毎日まいにちの命いのちの営いとなみを。
僕ぼくらの悲かなしみや苦くるしみは、分わかち合あって食卓しょくたくの料理りょうりに並ならべた。
君きみの慈いつくしみや優やさしさはスープの中なか。
誰だれかを救すくうことに気付きづかないまま。
階段かいだんを上あがる音おとが聞きこえて。「ばたばた」と。
君きみは今いま、洗濯物せんたくものを手てに。
僕ぼくらの悲かなしみや苦くるしみは、分わかち合あって食卓しょくたくの料理りょうりに並ならべた。
君きみの慈いつくしみや優やさしさはスープの中なか。
誰だれかを救すくうことに気付きづかないまま。
それは僕ぼくらの場所ばしょ。いつもそこに。
冬fuyuのno寝室shinshitsuではdeha、窓madoにni文字mojiをwo書kaいてite遊asoぶbu子供達kodomotachi。
ゆっくりyukkuri大人otonaになったninatta。
風呂furoにni炎honooをwo灯tomoしshi、理由riyuuもmo無naくku笑waraえるeru。
空soraもろくにmorokuni飛toべないがbenaiga、ゆっくりyukkuri大人otonaになったninatta。
階段kaidanをwo上aがるgaru音otoがga聞kiこえてkoete。「ぎしぎしgishigishi」とto。
毎日mainichiのno命inochiのno営itonaみをmiwo。
僕bokuらのrano悲kanaしみやshimiya苦kuruしみはshimiha、分waかちkachi合aってtte食卓syokutakuのno料理ryouriにni並naraべたbeta。
君kimiのno慈itsukuしみやshimiya優yasaしさはshisahaスsuープpuのno中naka。
誰dareかをkawo救sukuうことにukotoni気付kiduかないままkanaimama。
階段kaidanをwo上aがるgaru音otoがga聞kiこえてkoete。「ばたばたbatabata」とto。
君kimiはha今ima、洗濯物sentakumonoをwo手teにni。
僕bokuらのrano悲kanaしみやshimiya苦kuruしみはshimiha、分waかちkachi合aってtte食卓syokutakuのno料理ryouriにni並naraべたbeta。
君kimiのno慈itsukuしみやshimiya優yasaしさはshisahaスsuープpuのno中naka。
誰dareかをkawo救sukuうことにukotoni気付kiduかないままkanaimama。
それはsoreha僕bokuらのrano場所basyo。いつもそこにitsumosokoni。