風かぜに吹ふかれて 山やまを越こえてゆけ
風かぜが風かぜを呼よぶ 今いま!
風かぜが風かぜを呼よぶ
土つちが熱ねつを冷さます
木きが影かげになる
火ひの灯あかりが眼めを眩くらます
「風かぜよ舞まい降おりろ! 腐くさりかかった部分ぶぶんを吹ふき払はらうがために!
時ときが来きた! 時ときは今いま! 風遁ふうとん!」
強つよく吹ふけば 弱よわくも吹ふくよ
今日きょうの風かぜは 今日きょうのために
吹ふき続つづけ 明日あしたもまた
風かぜが降ふるから 見みてやって
風kazeにni吹fuかれてkarete 山yamaをwo越koえてゆけeteyuke
風kazeがga風kazeをwo呼yoぶbu 今ima!
風kazeがga風kazeをwo呼yoぶbu
土tsuchiがga熱netsuをwo冷saますmasu
木kiがga影kageになるninaru
火hiのno灯akaりがriga眼meをwo眩kuraますmasu
「風kazeよyo舞maいi降oりろriro! 腐kusaりかかったrikakatta部分bubunをwo吹fuきki払haraうがためにugatameni!
時tokiがga来kiたta! 時tokiはha今ima! 風遁fuuton!」
強tsuyoくku吹fuけばkeba 弱yowaくもkumo吹fuくよkuyo
今日kyouのno風kazeはha 今日kyouのためにnotameni
吹fuきki続tsuduけke 明日ashitaもまたmomata
風kazeがga降fuるからrukara 見miてやってteyatte