左腕ひだりうでは 孤独こどく 描えがく画用紙がようし
この部屋へやには 見みえない鎖くさりが ある
時計とけいを止とめて 寒さむくないのに 毛布もうふに くるまり
耳みみを塞ふさいで 声こえを潜ひそめて 窓まども開あけずに
さあゆこう歩あるきだそう 狭せまい檻おりから出でてゆこう
タイヨウの下したではきっと そう誰だれかが 手てを振ふっている
咲さいた花はなはどれも 実みをつけるために枯かれる
けれども そこにはいつか 新あたらしい 芽めが吹ふく日ひが来くるよ
狭せまいベッド 割われた ままの鏡かがみ
誰だれも知しらない 自分じぶんの昨日きのうに グッバイ
人ひとは人ひとと出会であうことでしか明日あすを 見みつけられない
夜よるが明あけたら 雨あめが止やんだら 空そらが晴はれたら
さあゆこう走はしり出だそう 人込ひとごみを恐おそれないで
失なくしたものを探さがしに そう誰だれかと 手てを取とり合あって
泣ないた夜よるもきっと 雨あめがいつか上あがるように
たくさんの涙なみだだって ぬくもりが 拭ぬぐい去さってくれる
さあゆこう歩あるきだそう 狭せまい部屋へやから出でてゆこう
タイヨウの下したではきっと そう誰だれかが 手てを振ふっている
咲さいた花はなはどれも 実みをつけるために枯かれる
けれども そこにはいつか 新あたらしい 芽めが吹ふく日ひが来くるよ
左腕hidariudeはha 孤独kodoku 描egaくku画用紙gayoushi
このkono部屋heyaにはniha 見miえないenai鎖kusariがga あるaru
時計tokeiをwo止toめてmete 寒samuくないのにkunainoni 毛布moufuにni くるまりkurumari
耳mimiをwo塞fusaいでide 声koeをwo潜hisoめてmete 窓madoもmo開aけずにkezuni
さあゆこうsaayukou歩aruきだそうkidasou 狭semaいi檻oriからkara出deてゆこうteyukou
タイヨウtaiyouのno下shitaではきっとdehakitto そうsou誰dareかがkaga 手teをwo振fuっているtteiru
咲saいたita花hanaはどれもhadoremo 実miをつけるためにwotsukerutameni枯kaれるreru
けれどもkeredomo そこにはいつかsokonihaitsuka 新ataraしいshii 芽meがga吹fuくku日hiがga来kuるよruyo
狭semaいiベッドbeddo 割waれたreta ままのmamano鏡kagami
誰dareもmo知shiらないranai 自分jibunのno昨日kinouにni グッバイgubbai
人hitoはha人hitoとto出会deaうことでしかukotodeshika明日asuをwo 見miつけられないtsukerarenai
夜yoruがga明aけたらketara 雨ameがga止yaんだらndara 空soraがga晴haれたらretara
さあゆこうsaayukou走hashiりri出daそうsou 人込hitogoみをmiwo恐osoれないでrenaide
失naくしたものをkushitamonowo探sagaしにshini そうsou誰dareかとkato 手teをwo取toりri合aってtte
泣naいたita夜yoruもきっとmokitto 雨ameがいつかgaitsuka上aがるようにgaruyouni
たくさんのtakusanno涙namidaだってdatte ぬくもりがnukumoriga 拭nuguいi去saってくれるttekureru
さあゆこうsaayukou歩aruきだそうkidasou 狭semaいi部屋heyaからkara出deてゆこうteyukou
タイヨウtaiyouのno下shitaではきっとdehakitto そうsou誰dareかがkaga 手teをwo振fuっているtteiru
咲saいたita花hanaはどれもhadoremo 実miをつけるためにwotsukerutameni枯kaれるreru
けれどもkeredomo そこにはいつかsokonihaitsuka 新ataraしいshii 芽meがga吹fuくku日hiがga来kuるよruyo