にぎり拳こぶしが 砕くだけるくらい
男おとこは我慢がまんの 石いしになれ
天てんは見みている お前まえの涙なみだ
人ひとに恨うらまれ 生いきるより
馬鹿ばかは馬鹿ばかなり 道みちを行いく
生いきているのに 死しんでる奴やつと
死しんでも輝かがやく 人ひともいる
天てんにいつかは 帰かえってゆく身み
目先めさきばかりの 勝かち負まけは
花はなをもたせて 負まけて勝かてい
天てんという字じは 二人ふたりと書かいて
重かさねて合あわせる 一文字ひともじだ
俺おれもお前まえも 昭和しょうわの生うまれ
所詮しょせんきれいな 花はなでなし
天てんに恥はじない 石いしでいい
にぎりnigiri拳kobushiがga 砕kudaけるくらいkerukurai
男otokoはha我慢gamanのno 石ishiになれninare
天tenはha見miているteiru おo前maeのno涙namida
人hitoにni恨uraまれmare 生iきるよりkiruyori
馬鹿bakaはha馬鹿bakaなりnari 道michiをwo行iくku
生iきているのにkiteirunoni 死shiんでるnderu奴yatsuとto
死shiんでもndemo輝kagayaくku 人hitoもいるmoiru
天tenにいつかはniitsukaha 帰kaeってゆくtteyuku身mi
目先mesakiばかりのbakarino 勝kaちchi負maけはkeha
花hanaをもたせてwomotasete 負maけてkete勝kaていtei
天tenというtoiu字jiはha 二人futariとto書kaいてite
重kasaねてnete合aわせるwaseru 一文字hitomojiだda
俺oreもおmoo前maeもmo 昭和syouwaのno生uまれmare
所詮syosenきれいなkireina 花hanaでなしdenashi
天tenにni恥haじないjinai 石ishiでいいdeii