数かぞえきれない渡わたりの中なかで
記憶きおくに残のこるヒトは
私わたしの青あおい体からだを抜ぬけた後うしろの
寒空さむぞらを見みているのだよ
おぼろげな姿すがた傾かたむけ
消きえていく灯あかりを受うけ止とめた
清せい然ぜんとした瞳ひとみの色いろだ 白しろい花はなのようなんだ
曇くもり空ぞらならこの羽はねゆるめて
低空ていくう飛行ひこう 無邪気むじゃきに飛とぶよ
あなたが許ゆるしてきたものを
束つかの間まの空そら 話はなしてください
私わたしはあなたの記憶きおくの断片だんぺんを
運はこんでいくのさ
数kazoえきれないekirenai渡wataりのrino中nakaでde
記憶kiokuにni残nokoるruヒトhitoはha
私watashiのno青aoいi体karadaをwo抜nuけたketa後ushiろのrono
寒空samuzoraをwo見miているのだよteirunodayo
おぼろげなoborogena姿sugata傾katamuけke
消kiえていくeteiku灯akariをwo受uけke止toめたmeta
清sei然zenとしたtoshita瞳hitomiのno色iroだda 白shiroいi花hanaのようなんだnoyounanda
曇kumoりri空zoraならこのnarakono羽haneゆるめてyurumete
低空teikuu飛行hikou 無邪気mujakiにni飛toぶよbuyo
あなたがanataga許yuruしてきたものをshitekitamonowo
束tsukaのno間maのno空sora 話hanaしてくださいshitekudasai
私watashiはあなたのhaanatano記憶kiokuのno断片danpenをwo
運hakoんでいくのさndeikunosa