「いつからか君きみがこんなにも
忘わすれっぽくなってしまったのは
僕ぼくのせいかな 僕ぼくのせいだな。
哀かなしい過去かこを切きり棄すてて
言葉ことばにするのを拒こばんだ。
未来みらいばかりを無理むりやりに見みせてきたからかなあ」
気きにすることはないんだよ
たとえ、そうだったとしても
覚おぼえてないの。忘わすれちゃったの。
ねぇ、そんなことより教おしえてよ。
私わたし達たちがどんなふうに出会であったのか
恋こいをしたのかを。
空白くうはくを埋うめるその言葉ことばが
私わたしの世界せかいの全すべてだよ。
ところで君きみの名前なまえは 何なんだっけ。
また今日きょうも、また今日きょうも思おもい出でが
流ながれ星ぼしみたいにさあ、消きえてゆく。
また今日きょうも、また今日きょうも大切たいせつなことばかり音おともなく、忘わすれてく。
だから、ねぇ、この手ては放はなさないでよ。
君きみのこと それだけは ああ、それだけは
忘わすれたくないんだ。
ごめんね、きっとこの話はなしも何度なんどもしてくれたんでしょう?
明日あした、忘わすれてしまうとしても聞きいておきたかったんだ。
ところで君きみの名前なまえは 何なんだっけ。
また今日きょうも、また今日きょうも思おもい出では
風船ふうせんが割われるように消きえてゆく。
泣なかないで、泣なかないで。何なにもさあ
死しんでしまう 消きえてしまう わけじゃない。
今いまの記憶きおくぜんぶ入いれ替かわったら
それはもう、別べつの私わたしかもしれない
でも、君きみのこと、それだけは、忘わすれない。
同おなじように大切たいせつにしてあげて。
だからさあ、この手ては放はなさないでよ。
また今日きょうも、生うまれてく空白くうはくを、空白くうはくを
埋うめ続つづけてよ。
「いつからかitsukaraka君kimiがこんなにもgakonnanimo
忘wasuれっぽくなってしまったのはreppokunatteshimattanoha
僕bokuのせいかなnoseikana 僕bokuのせいだなnoseidana。
哀kanaしいshii過去kakoをwo切kiりri棄suててtete
言葉kotobaにするのをnisurunowo拒kobaんだnda。
未来miraiばかりをbakariwo無理muriやりにyarini見miせてきたからかなあsetekitakarakanaa」
気kiにすることはないんだよnisurukotohanaindayo
たとえtatoe、そうだったとしてもsoudattatoshitemo
覚oboえてないのetenaino。忘wasuれちゃったのrechattano。
ねぇnee、そんなことよりsonnakotoyori教oshiえてよeteyo。
私watashi達tachiがどんなふうにgadonnafuuni出会deaったのかttanoka
恋koiをしたのかをwoshitanokawo。
空白kuuhakuをwo埋uめるそのmerusono言葉kotobaがga
私watashiのno世界sekaiのno全subeてだよtedayo。
ところでtokorode君kimiのno名前namaeはha 何nanだっけdakke。
またmata今日kyouもmo、またmata今日kyouもmo思omoいi出deがga
流nagaれre星boshiみたいにさあmitainisaa、消kiえてゆくeteyuku。
またmata今日kyouもmo、またmata今日kyouもmo大切taisetsuなことばかりnakotobakari音otoもなくmonaku、忘wasuれてくreteku。
だからdakara、ねぇnee、このkono手teはha放hanaさないでよsanaideyo。
君kimiのことnokoto それだけはsoredakeha ああaa、それだけはsoredakeha
忘wasuれたくないんだretakunainda。
ごめんねgomenne、きっとこのkittokono話hanashiもmo何度nandoもしてくれたんでしょうmoshitekuretandesyou?
明日ashita、忘wasuれてしまうとしてもreteshimautoshitemo聞kiいておきたかったんだiteokitakattanda。
ところでtokorode君kimiのno名前namaeはha 何nanだっけdakke。
またmata今日kyouもmo、またmata今日kyouもmo思omoいi出deはha
風船fuusenがga割waれるようにreruyouni消kiえてゆくeteyuku。
泣naかないでkanaide、泣naかないでkanaide。何naniもさあmosaa
死shiんでしまうndeshimau 消kiえてしまうeteshimau わけじゃないwakejanai。
今imaのno記憶kiokuぜんぶzenbu入iれre替kaわったらwattara
それはもうsorehamou、別betsuのno私watashiかもしれないkamoshirenai
でもdemo、君kimiのことnokoto、それだけはsoredakeha、忘wasuれないrenai。
同onaじようにjiyouni大切taisetsuにしてあげてnishiteagete。
だからさあdakarasaa、このkono手teはha放hanaさないでよsanaideyo。
またmata今日kyouもmo、生uまれてくmareteku空白kuuhakuをwo、空白kuuhakuをwo
埋uめme続tsuduけてよketeyo。