ねんねする子こ かわいや
なんぼ 愛いとしいかろ
この腕うでに 抱いだかれて
何なに 夢ゆめを見みる
しばれる雪山ゆきやまに
木枯こがらし吹ふけば
ヤンヤエヨ ヤンヤエヨ
わらしのように 山やまが啼なく
なんぼぬぐうても そったに
なんして泣なくんだべ
世間せけんの風かぜ つめでぇ こど
わかるのか
しばれる水面すいめんに
魂風たまかぜ はしれば
ヤンヤエヨ ヤンヤエヨ
「春はるよ来こい」と 海うみが鳴なく
ねんねんおころりよ
北きたの地ちは 寒さむかろ
ねんねんおころりよ
願ねがい届とどけ 空そら高たかく
ねぶてぇ 目めをして
まっすぐ すくすく 育そだてよ
でぇねぁ お乳ちち ほしがる
我わがこの子こが
かわいくねぇ 親おやが
どこにおろうか
ねんねするnennesuru子ko かわいやkawaiya
なんぼnanbo 愛itoしいかろshiikaro
このkono腕udeにni 抱idaかれてkarete
何nani 夢yumeをwo見miるru
しばれるshibareru雪山yukiyamaにni
木枯kogaらしrashi吹fuけばkeba
ヤンヤエヨyanyaeyo ヤンヤエヨyanyaeyo
わらしのようにwarashinoyouni 山yamaがga啼naくku
なんぼぬぐうてもnanbonuguutemo そったにsottani
なんしてnanshite泣naくんだべkundabe
世間sekenのno風kaze つめでぇtsumedhe こどkodo
わかるのかwakarunoka
しばれるshibareru水面suimenにni
魂風tamakaze はしればhashireba
ヤンヤエヨyanyaeyo ヤンヤエヨyanyaeyo
「春haruよyo来koいi」とto 海umiがga鳴naくku
ねんねんおころりよnennenokororiyo
北kitaのno地chiはha 寒samuかろkaro
ねんねんおころりよnennenokororiyo
願negaいi届todoけke 空sora高takaくku
ねぶてぇnebuthe 目meをしてwoshite
まっすぐmassugu すくすくsukusuku 育sodaてよteyo
でぇねぁdhenea おo乳chichi ほしがるhoshigaru
我waがこのgakono子koがga
かわいくねぇkawaikunee 親oyaがga
どこにおろうかdokoniorouka