お前まえと一緒いっしょに作つくるつもりはない
贋作がんさくは米こめでも炊たいていろ
「わかった」
まずは煮物にものだ 野菜やさいを優美ゆうびに美うつくしく
刀かたなとは勝手かってが違ちがうな
それは何なんの形かたちだ?
「桜さくらだ!」
お前まえの目めは節穴ふしあなか
味付あじつけなんて この俺おれにかかれば簡単かんたんだ
醤油しょうゆが多おおいんじゃないか?
これで良よいんだ
天てんぷら用ようの油あぶらも熱ねっしておこう
効率こうりつよくしなければ美うつくしくない
今いまから火ひにかけるなんて 危あぶないだろう
贋作がんさくのお前まえと違ちがい 俺おれは器用きようだからな
これくらい 同時どうじにできるんだ
「次つぎは茶碗蒸ちゃわんむしだ」
具材ぐざいを入いれて 出汁だしと混まぜた卵たまごを入いれる
具ぐを入いれ過すぎじゃないのか?
たっぷり入はいっていたほうが 浦島うらしまも嬉うれしいだろう
これで蒸むせば完成かんせいだ
「熱あつい!余計よけいなことを」
頼たのんだ覚おぼえはないぞ
何なにより誉ほまれをとった浦島うらしまを 盛大せいだいに祝いわってやらないとな
「尾頭付おかしらつきの鯛たいの姿焼すがたやき」
鱗うろことハラワタは取とったか?
俺おれには俺おれのやり方かたがあるんだ
「最後さいごは天てんぷらだ」
油あぶらが跳はねるから気きをつけろよ
「さっきからやかましいぞ」 口くちを出だすなと言いっただろう
俺おれはただ心配しんぱいなだけだ
それが余計よけいだと言いっているんだ!
「お、おい!」
「わぁぁぁぁぁ」
おo前maeとto一緒issyoにni作tsukuるつもりはないrutsumorihanai
贋作gansakuはha米komeでもdemo炊taいていろiteiro
「わかったwakatta」
まずはmazuha煮物nimonoだda 野菜yasaiをwo優美yuubiにni美utsukuしくshiku
刀katanaとはtoha勝手katteがga違chigaうなuna
それはsoreha何nanのno形katachiだda?
「桜sakuraだda!」
おo前maeのno目meはha節穴fushianaかka
味付ajitsuけなんてkenante このkono俺oreにかかればnikakareba簡単kantanだda
醤油syouyuがga多ooいんじゃないかinjanaika?
これでkorede良yoいんだinda
天tenぷらpura用youのno油aburaもmo熱nextuしておこうshiteokou
効率kouritsuよくしなければyokushinakereba美utsukuしくないshikunai
今imaからkara火hiにかけるなんてnikakerunante 危abuないだろうnaidarou
贋作gansakuのおnoo前maeとto違chigaいi 俺oreはha器用kiyouだからなdakarana
これくらいkorekurai 同時doujiにできるんだnidekirunda
「次tsugiはha茶碗蒸chawanmuしだshida」
具材guzaiをwo入iれてrete 出汁dashiとto混maぜたzeta卵tamagoをwo入iれるreru
具guをwo入iれre過suぎじゃないのかgijanainoka?
たっぷりtappuri入haiっていたほうがtteitahouga 浦島urashimaもmo嬉ureしいだろうshiidarou
これでkorede蒸muせばseba完成kanseiだda
「熱atsuいi!余計yokeiなことをnakotowo」
頼tanoんだnda覚oboえはないぞehanaizo
何naniよりyori誉homareをとったwototta浦島urashimaをwo 盛大seidaiにni祝iwaってやらないとなtteyaranaitona
「尾頭付okashiratsuきのkino鯛taiのno姿焼sugatayaきki」
鱗urokoとtoハラワタharawataはha取toったかttaka?
俺oreにはniha俺oreのやりnoyari方kataがあるんだgaarunda
「最後saigoはha天tenぷらだpurada」
油aburaがga跳haねるからnerukara気kiをつけろよwotsukeroyo
「さっきからやかましいぞsakkikarayakamashiizo」 口kuchiをwo出daすなとsunato言iっただろうttadarou
俺oreはただhatada心配shinpaiなだけだnadakeda
それがsorega余計yokeiだとdato言iっているんだtteirunda!
「おo、おいoi!」
「わぁぁぁぁぁwaaaaaa」