もう古惚ふるぼけた景色けしきの中なか 君きみはふいに髪かみを耳みみにかけて
「強つよい風かぜね」そう 呟つぶやいた
雪ゆきのように儚はかない記憶きおくが甦よみがえる 懐なつかしさ降ふり積つもる
もっと強つよく君きみを抱だきしめていたのなら 現在いまは変かわったの?
いつもの道みち立たち止どまった 淡あわい色いろの夕日ゆうひの陰かげりで
瞳ひとみ伏ふせて君きみは言いった 「強つよい風かぜね」そう 呟つぶやいた
君きみの言葉ことばが 遠とおく感かんじて
雪ゆきのように儚はかない記憶きおくが甦よみがえる 懐なつかしさ降ふり積つもる
もっと強つよく君きみを抱だきしめていたのなら 現在いまは変かわったの?
幼おさなかった僕ぼくには 聴きこえなかったよ 君きみの心こころが溶とけて消きえた
季節きせつは廻まわり二人ふたりは背せを向むけ歩あるき出だした 君きみが霞かすんで消きえた
凍こごえながら重かさねた唇くちびるが現在いまは もどかしく震ふるえてる
もうmou古惚furuboけたketa景色keshikiのno中naka 君kimiはふいにhafuini髪kamiをwo耳mimiにかけてnikakete
「強tsuyoいi風kazeねne」そうsou 呟tsubuyaいたita
雪yukiのようにnoyouni儚hakanaいi記憶kiokuがga甦yomigaeるru 懐natsuかしさkashisa降fuりri積tsuもるmoru
もっとmotto強tsuyoくku君kimiをwo抱daきしめていたのならkishimeteitanonara 現在imaはha変kaわったのwattano?
いつものitsumono道michi立taちchi止doまったmatta 淡awaいi色iroのno夕日yuuhiのno陰kageりでride
瞳hitomi伏fuせてsete君kimiはha言iったtta 「強tsuyoいi風kazeねne」そうsou 呟tsubuyaいたita
君kimiのno言葉kotobaがga 遠tooくku感kanじてjite
雪yukiのようにnoyouni儚hakanaいi記憶kiokuがga甦yomigaeるru 懐natsuかしさkashisa降fuりri積tsuもるmoru
もっとmotto強tsuyoくku君kimiをwo抱daきしめていたのならkishimeteitanonara 現在imaはha変kaわったのwattano?
幼osanaかったkatta僕bokuにはniha 聴kiこえなかったよkoenakattayo 君kimiのno心kokoroがga溶toけてkete消kiえたeta
季節kisetsuはha廻mawaりri二人futariはha背seをwo向muけke歩aruきki出daしたshita 君kimiがga霞kasuんでnde消kiえたeta
凍kogoえながらenagara重kasaねたneta唇kuchibiruがga現在imaはha もどかしくmodokashiku震furuえてるeteru