時雨しぐれの静しずけさ 切きり裂さく稲妻いなずま
暗くらがり眺ながめて だらだらする部屋へや
何なにを待まつわけもなく
何なんとなく思おもいに耽ふける
窓まどガラスの向むこう側がわには無限むげんが
ありそうでないような太陽たいようが
滲にじむ軒端のきばに落おちれば
あふれる光ひかりが辺あたりを照てらして
七ななつの願ねがいかけるレインボウ
途切とぎれた雲くもの隙間すきまから
薄紅うすべにはじけた 恋路こいじの去さり際ぎわ
行方ゆくえも知しれず のらりくらり遠とおざかる
花はなびら一ひとひら
手てのひらの上うえからこぼれ落おちれば
約束破やくそくやぶいた小指こゆびが震ふるえて
僕ぼくと君きみとにかけるレインボウ
いつの間まにか消きえていた
時雨しぐれの静しずけさ 切きり裂さく稲妻いなずま
日暮ひぐれも待またずに 眠ねむりについたら
ありそうでないような太陽たいようが
滲にじむ目蓋まぶたに落おちれば
あふれる光ひかりが辺あたりを照てらして
七ななつの願ねがいかけるレインボウ
途切とぎれた雲くもの隙間すきま
覗のぞいた晴はれ間まに残のこされた虹にじの欠片かけら
時雨shigureのno静shizuけさkesa 切kiりri裂saくku稲妻inazuma
暗kuraがりgari眺nagaめてmete だらだらするdaradarasuru部屋heya
何naniをwo待maつわけもなくtsuwakemonaku
何nanとなくtonaku思omoいにini耽fukeるru
窓madoガラスgarasuのno向muこうkou側gawaにはniha無限mugenがga
ありそうでないようなarisoudenaiyouna太陽taiyouがga
滲nijiむmu軒端nokibaにni落oちればchireba
あふれるafureru光hikariがga辺ataりをriwo照teらしてrashite
七nanaつのtsuno願negaいかけるikakeruレインボウreinbou
途切togiれたreta雲kumoのno隙間sukimaからkara
薄紅usubeniはじけたhajiketa 恋路koijiのno去saりri際giwa
行方yukueもmo知shiれずrezu のらりくらりnorarikurari遠tooざかるzakaru
花hanaびらbira一hitoひらhira
手teのひらのnohirano上ueからこぼれkarakobore落oちればchireba
約束破yakusokuyabuいたita小指koyubiがga震furuえてete
僕bokuとto君kimiとにかけるtonikakeruレインボウreinbou
いつのitsuno間maにかnika消kiえていたeteita
時雨shigureのno静shizuけさkesa 切kiりri裂saくku稲妻inazuma
日暮higuれもremo待maたずにtazuni 眠nemuりについたらrinitsuitara
ありそうでないようなarisoudenaiyouna太陽taiyouがga
滲nijiむmu目蓋mabutaにni落oちればchireba
あふれるafureru光hikariがga辺ataりをriwo照teらしてrashite
七nanaつのtsuno願negaいかけるikakeruレインボウreinbou
途切togiれたreta雲kumoのno隙間sukima
覗nozoいたita晴haれre間maにni残nokoされたsareta虹nijiのno欠片kakera