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佐藤広大、女性の心を金庫と例えた『MONEY IN THE BANK』の3分半のストーリー!【インタビュー】 (2/2)


ブラとかホックとか言っちゃう件

──ではそんな歌詞について詳しく伺いたいのですが、TAKU Tanakaさんという方がクレジットに入っていらっしゃいますが、一緒に歌詞を書かれたんですか?

ほぼ僕が書いて、「ここのグルーヴはこうした方がいいんじゃない?」っていうような手ほどきをTanakaさんにお任せしました。


──ラップの部分も佐藤さんが書かれたんですか?

ラップはRa-Uというラッパーと一緒に考えました。


──「ホック」とか「ブラ」とか言っちゃうんですね!

言っちゃうんですよ(笑)!


──すごく意外だったので「ブラ」とか「ホック」とか言っちゃったのはTanakaさんのせいかと…(笑)

僕のせいです(笑)!!


──イメージ的には外し方わかんないとか両手使わないと難しいって言って欲しかったです(笑)

それはないでしょ〜(笑)!




──清純な佐藤さんを求めているファンの方々とかは大丈夫ですかね!?

僕がR&Bをルーツに持っているのを皆さん知っているので、「こういう曲待ってました!」と言ってくれる方もいて。なので多分ギリ大丈夫だと思います!


──「からからの喉鳴らして開くドア」とかも…

なんかまじまじとラップの歌詞読まれると、恥ずかしいっすね(笑)!


──すいません(笑)。

でもこの歌詞って僕のプライベートとは反していて、実は。理想というか、そういう男性っていいなっていう虚像を音楽だったら作り出せる、そういう自分を描ける、演じられるっていうところが音楽のいいところだと思っています。


──そうなんですか!

普段の僕は全くの奥手でございまして。(笑)


──でも、虚像と言われてしっくりました。この歌詞って女性が書いていてもおかしくないなって思うったので。っていうのも、頭の中の男性像だからこそ、こうなんだろうなと。佐藤さんはご自身に女性っぽい部分があるなって感じることは?

なるほど。歌詞の世界観が女性っぽいってことは今までも言われたことがありますね、中性的なところがもしかしたらあるのかもしれないですね。僕は割と女家系で、女の人の中で生活することが多くて、男性だけの世界にいるより女性だけの世界にいる方が居心地がいいんですよね。だからそうなのかもしれないです。




ピックアップフレーズ



──今回の歌詞で、特にお気に入りのフレーズを教えてください。

やっぱ…ホック外すブラですかねぇ(真顔)。ネタじゃなくて!でも、「黒で塗り固めた 魅惑のそのボディーライン 近づけば近づくほど You blow my mind クラクラ」も結構出だしっていうところもあって、いきなりどう表現するかっていうことをすごく考えました。


──この2行が冒頭以外のところにあったら全然違いましたよね。

そうそう、全然世界観とか曲の入りも変わってたんで、この2行は大きいかなって。あと、「You blow my mind」っていうのはBlackstreetっていうアーティストの楽曲のタイトルなんですけど、その曲のインスパイヤーも入れたいなって勝手に思ってリリックに入れました。洋楽にはよくある単語なんですけど、個人的にはBlackstreetのナンバーのタイトルを意識してます。これは好きな人は気付いてるんじゃないかと思います!


──「You blow my mind」はどういったニュアンスなんですか?

もう、頭おかしくなっちゃうぜ、お前のせいでクレイジーになりそうだっていう感じですね。


次作のイメージ

──気が早いですが、この次にリリースする曲のイメージはあるんですか?

あります!サウンド的にもほぼ仕上がっていますし、これに通ずる感じのサウンドで、もうちょっとゴリゴリな感じかなぁと思ってます。リリックに関してもこれとリンクした女性向けの曲ですかね。


──今作と次作も佐藤さんの音楽のルーツが反映されたサウンドになっていらっしゃるということなので、逆にデビューシングルは佐藤さんとしてはイレギュラーな感じだったのかなと思います。

そうですね、あれはノスタルジーな感じを表現したかったので、今度は自分のサウンドをということで。前作はSHOKICHIのコラボもありましたし、僕のストーリーのルーツで、今作はサウンドのルーツという感じです。


──ではまだしばらくはサウンドのルーツに重点を置いていくような?

はい、まだ寄せようと思っています。もっとパーティーチューンもやりたいです。


最後に…



──最後に、インタビューを見てくださった皆さんに一言お願いします。

今回の楽曲は80年代90年代のブラックミュージックにフォーカスを当てたナンバーです。その中で生まれるリズムやグルーヴに合わせて、自分とは反しているような歌詞を書かせていただきました。
歌詞は、理想やこういう自分にチャレンジしてみたいというものを表現出来る、人生の中の大切な場所でもあるので、この曲以外にも本来の自分ではないものも、もっと表現していきたいと思います。次の作品も、ぜひチェックしてください!


──ご自身の体験から書かれた過去の曲たちも聴いて欲しいですね!

そうですね、その点と点が繋がってまた一つのストーリーが生まれると思うし、どう点と点を繋げて線にするのかはリスナー次第なので、そのくらい歌詞って面白いものだと思います。なので、皆さんの思う佐藤広大を描いて欲しいと思います!


──なるほど。じゃあどんな思いで歌詞を書いたっていうことを共有するより、聴く側が勝手に捉えるほうが佐藤さん的には良いんですね。

はい、貴重なお金や時間を使って僕の楽曲を買って聴いてくれる時点で、曲は僕の物じゃなくてその人の物だと思っています。なので、歌詞書くときも、“リスナーの皆さんが想像できるようなリリック”っていうのをこれからも心がけていきたいなっていうのがこだわりとしてありますね。


──最後にもう1つ、佐藤さんのライブってどんな感じで楽しめるライブになっているのか教えて下さい!

僕のライブはこういうちょっとクールな曲もやらせてもらいますし、みんなで手を叩いたり手を上げたりするような曲も、カバー曲もやったりします。改めて生きていること、生かされていることを再認識できるような内容にしたいというのが1番にあるので、、何かを代弁するメッセンジャーであるべきだと思っています。佐藤広大のライブに行くと生きていることの意味とか大切さを考えさせられるっていう存在でありたいですよね。


──ありがとうございました。

Photo:片山拓


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北海道出身。シンガーソングライター。 大学在学時代にボーカルユニット「JACKPOT」、コーラスグループ「Symphony」のメンバーとして活躍し、2009 年より本格的にシンガーを目指す。 2016 年7 月にリリースしたシングルCD「My ONLY ONE feat. 宏実、YUTAKA(Full Of Harmony) は読売テレビ ・日···

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